北陸Ruby会議01に『STYLE』というタイトルで登壇した。
北陸Ruby会議01との関わり
自分の発表解説の前に、なぜ自分が北陸Ruby会議にプロポーザルを至ったかの説明を書き残しておこうと思う。勤務先の本社が福井県にあるからとか、そういった理由だけではないのが今回。
当日の発表時に話していなかったのですが、実は「北陸Ruby会議」という構想と命名を立てたのは自分だったりする。インターネット文献によると 2024年1月にはその構想を立てていて、勤務先の 1on1 で taiju を煽ったり、Rails/OSS パッチ会で taketoさん を煽ったりしていた。
Kanazawa.rb と Toyama.rb に続き Fukui.rb もできたことで北陸三県揃ったので『北陸Ruby会議』ができるのでは!?といった構想をパッチ会で話したりしていた。
— Koichi ITO (@koic) 2024年1月17日
その後に RubyKaigi 2024 ではふぁらお加藤さん から「北陸Ruby会議、やりますよ!」という話を聞いていたり、RubyKaigi 2025 では muryoimpl からも進捗を聞いたりしていた。思いついたことについて、身の回りから煽っていっていたら本当に実現に向かっていっていて、北陸の力はすごいなあと改めて思ったりした。
他にも理由はあるのですが、そんな流れでさすがにプロポーザルを出す選択肢は必然なところでした。
自分の発表について
そういった背景がありつつ、通過したプロポーザルの当日スライドは以下です。
まず今回のプロポーザル提出前に遡り、onk の言を借りれば "伝統芸能" の LT 枠として、どんな話にするかを考えました。テーマとしては怪文書と名高い関西Ruby会議08での松田さんの話のように RubyKaigi っぽくならない、地域Ruby会議っぽい、どこか "まったりさ" もあるコンテンツを目指したのが今回。勤務先が福井県にあることもあり、北陸での Ruby の活用具合 (さすがに首都圏とは違う) なども加味して「コーディングスタイル」という、入門者から上級者まで語り合えるテーマを選びました。
当日は、もし関西Ruby会議08みたいに入場曲をかけられるという趣向があったのなら、LUNA SEA の G. を選んだと思う。それはさておき、「文字列リテラルは、シングルクォート派か、ダブルクォート派か?」など、会場全体に質問と挙手求めながら進めましたが、その狙いは「みんなの Ruby の使い方」のテーマを「参加者みんなの Ruby の使い方」として参加できる形式にしたかったというのがあります。「みんなの Ruby の使い方」を知る機会になったかな?あとは、せっかくオンラインではない in-person イベントなので、その場に集まっているライブ感とか空間演出できていれば良いなあと進めてみました。楽しんでもらえていれば幸いです。
挙手してもらった結果は予想していたところであったものの、参加者でもいい感じに好みが真っ二つに分かれるスタイルもあれば、そうでないスタイルもありましたが、さまざまな Rubyist が納得する単一のスタイルを提供するのは難しいということが伝わったかなと思います。あの場で行った「スタイルという好みの見える化」は北陸Ruby会議01という場への参加した人たちへ、体験からの「おれたち Rubyist の STYLE」への理解に繋がっていれば良いなあと思います。
北陸Ruby会議01に行なっていたフィードバック
冒頭にあるように、北陸Ruby会議への気持ちはそれなりに強い方だったこともあり、オーガナイザーチームにもいくつかのフィードバックや提案をしていたりしました。taiju さんとの 1on1 でもそれなりに話したかな?
本編が終わった後の n 次会で、joker1007 さんや onk さんから「LT の拍手システムは画期的だった」という感想を聞いたけれど、あれは「とちぎテストの会議」で開催されていた手法を私が taiju さんに提案したのが採用されているかもというものです。もともと銅鑼提供が必要か確認したところ、図書館という性質上あまり相性が良くなさそうという話を聞いて、提案したのが拍手システム。とちぎから北陸に輸入した形になり、この場を使った形となりますが、私が「拍手システム」を知ったきっかけとなる m_seki さん や miwaさんといった「とちぎ方面」にメンションしておきます。
余談ですが、北陸Ruby会議01の前日に勤務先の in-person イベントで OST (Open Space Technology) を開催していたのですが、OST は私が参加したスクラムコミュニティでの知見から提案 (輸入) したもの。今年は、そういったコミュニティ間の時空をまたいだ輸入業がマイブームだったのかもしれない。
他にも当初の公式サイトにはチーフオーガナイザーしかサイトへの名前が記載されていなかったのが気になり、チーフ以外もチームとして名前を書くように伝えたりしました。達人プログラマーにも「あなたの作品に署名する」とありますね。
あとサイトデザインの気になりやプロジェクタの CM の滞留時間やらフィードバックしたりと、、、いや、うるさい参加者だなあとは我ながら思うものの、Ruby や周辺のコミュニティの良いものはうまく伝えて行って、より良い未来に繋がると良さそうという考えでちょくちょくフィードバックしたりしていました。お客さん以上のお気持ちというやつですね。
参考資料
今回発表した LT タイトルの「STYLE」は LUNA SEA のアルバムタイトルで、ちょうど LUNA SEA のセルフカバー版の「MOTHER」と「STYLE」にハマっていたことからの命名。オリジナル盤と比較してどちらが好みのサウンドかはあると思いますが、音源としてはものすごくパワーアップしていておすすめ。
そのときの好きなことを話すのが LT ですよ。onk さんが反応してくれたけれど、みなさんに伝わったかな。
ROSIER #hokurikurk01
— Takafumi ONAKA (@onk) 2025年12月6日
今回オープニングキーノートの高橋さんが、むかし筋肉少女帯の「日本印度化計画」を使ったトークをしていた覚えがあり、じゃあ LUNA SEA を題材にするかといったのが今回。これはさすがに高橋さんご本人しか伝わらないかもというマニアックな話だろうと思いつつ、書き残しておきます。
とても楽しい地域Ruby会議でした。ありがとうございました!

