映画「
「ヒグマ!!」は、闇バイトのミッションに失敗した青年たちが真夜中の森で“最強ヒグマ”と遭遇する物語。当初は2025年11月公開予定だったが、全国各地でクマ被害が相次ぐ社会情勢に鑑みて公開が延期されていた。
主人公・小山内役で現場を牽引した鈴木は「僕がしっかりしないと作品が台なしになってしまう自覚はあったので、元気に楽しく皆さんとコミュニケーションを取ろうと心がけていました」と振り返る。円井との共演については「撮影前のおはらいで(人見知りのため)全然しゃべってくれなくて……でも現場に入ったら『あっはっは!』って。ずっと楽しかったです」と明かし、宇梶に対しても「すごく優しくて、ごはんに連れて行ってくださったり」と笑顔で語った。
また内藤は、現場で目撃した鈴木のほほえましいエピソードを紹介する。撮影で使用するアルバイト求人アプリについて、演出部のスタッフが操作方法を説明する中、鈴木に「福さん、バイトアプリ使ったことあります?」と質問。もちろん使ったことはないのだが、鈴木が落ち着いて「ないですね」と対応する様子を見て、「(現場が)温まったな」と感じたという。
円井は小山内の相棒・若林桜子を演じ、撮影の大半を鈴木とともにした。「福くんはずっと“このまま”で助かりました。なんでも一緒にゲラゲラ笑ってくれて。もう本当に『仕事しろよ』ってくらいでした(笑)」と、終始和やかに過ごせたと感謝する。ハンター・神崎役の宇梶も「泥と血のりにまみれた撮影で。過酷な日々だったから、お二人はどう思っていたかわからないけど、僕は勝手に友情を感じてしまった」とチームの結束感をのぞかせた。
「ヒグマより怖いもの・人」をテーマにしたトークも展開。鈴木は「内藤監督」と答え、「血のカットになるとニヤニヤしているんです。表立って笑ってくれたらいいものの、モニタを眺めながら何も言わずニヤニヤする。この作品を思いつく怖さもあって面白いですよね」と説明する。一方、円井は「ヒグマに勝てそう」という理由で「宇梶剛士さん」と回答。宇梶自身も「最近まで家族に『最期はヒグマと戦って死にたい』と言っていました。娘に『勝てるわけないじゃん』と言われたけど、『勝とうとしてない。戦いたいんだ』って。(撮影を終えた今)そんなことを言っていた自分が恥ずかしいです」と笑いを交えて語った。
イベントでは新情報も発表され、本作が英題「HIGUMA!! The Killer Bear」として海外上映されることが明らかに。4月21日から開催されるスイスのブルッグ・ゴア映画祭でプレミア上映されるほか、台湾やドイツなどの映画祭からも問い合わせが来ているという。鈴木は「挑戦的な作品を海外の方々がどのように観るのか楽しみです」と期待を口にする。
最後に内藤は「劇場で上映が迎えられてよかったです。ヒグマ問題に苦しむ社会で生きる僕らだからこそ、ヒグマが大暴れする映画を観ることは大切だし、それこそフィクションの力だと思う。なんとしても映画館に届けたかったし、今だからこそ観る価値があると思います」と力強くコメントした。
「ヒグマ!!」は全国で上映中。
映画「ヒグマ!!」予告編
関連記事
鈴木福の映画作品
リンク
tAk @mifu75
【イベントレポート】鈴木福の主演作「ヒグマ!!」公開延期経て初日迎える、“The Killer Bear”として海外上映も(写真28枚) https://t.co/ScczoIg8sr