2020/08/28 18:00
第31回「足の裏でシーツを味わう」
みなさまいかがお過ごしですか?わたしはげんきに過ごせています。
げんきがない期間がすごくながくてつらかったけど、いまは健やかにいます。またげんきがなくなるかもしれないけど、そのときはそのとき。心配してくれたひともいましたね、ありがとう。
主演させていただいた映画「東京バタフライ」が9/11からアップリンク吉祥寺で上映されて、そのあと全国順次公開されます。
なので、この何日間かインタビューを受けたり、ラジオに出演させていただいたりしていました。CDをしばらく出してないわたしにとっては、こういうことをするのはすごく久しぶりでした。
話したいことを洗いざらい話せたと思います。また記事になったり、オンエアが決まったらお知らせしますね。
正直に言うと、今まではインタビューを受けることが苦手でした。「自分を良く見せなきゃいけない、カッコよく居たい、良いことを話したい」と思っていたから、そうできるか不安で毎回こわくてしかたなかったです。
出来上がった記事を読んでもこわかった。わたしはこの記事を読んだ人にどう思われるんだろう。こわいな。と思いました。とある記事では世の中にずっとこの記事が存在することが、ほんとうにいやになってしまって、「この記事を消してください!」と頼んだりしたこともあります。でも思い直して、「このままにしてください。あとの活動をがんばります。」と言ったのですが。ライターさんや、媒体さんにほんとうに失礼なことをしてしまいました。いま思い出してもお恥ずかしい。
今回のプロモーション活動も少し不安だったのですが、思ったことをそのまま話すことができて、逆にたのしかったです。
なぜこんなに苦手意識のあることがたのしくできたのかここで考えてみることにします。
おそらく、げんきがないときに何故わたしはげんきがでないのか考えました。あと、お友達とお話したり、おうちにお邪魔して一緒に暮らしてみたりすることですこし分かったことがあります。
世界は“在ることが在るだけ”なんだな。と感じました。
頭では分かっていたつもりで生きてました。
でも、感覚として、在ることが在るだけだと感じるのは自分にとって難しいことなのだと気づきました。
過去を悔やんだり、未来を憂いたり、体の不調を怖がったりしていましたが、それらすべては自分の中だけで巻き起こっており、自分の外は静かに時間を進めていただけでした。
わたしは今この瞬間にしか生きられないと思ったら急に、見慣れたはずの窓からの光が綺麗すぎて感動しちゃったり、目の前にいる友達が笑ってるのがうれしかったり、どこかから料理の匂いがしたり、温度や湿度が肌にはりついたりしました。つまり、世界が鮮やかになったみたいに感じました。
それは”自分に素直になる”(陳腐な言い方すぎてなんかゲロ出そうだけど、これしか言い方を思いつかない…)ことの手がかりになりそうな感覚でした。
そんな夏休みを経て、インタビューをお受けしたり、ラジオに出演させてもらったので、インタビュー中もラジオ中も、その瞬間、瞬間を感じながらお話ができたから、たのしくできたのかなと思います。
インタビュー中に面白くなって爆笑したりしてました。へぇ、こんなことあるんだな〜と同時に思ったりもしました。
とりとめのない文章になりましたが、最近のわたしはこんな具合です。
映画「東京バタフライ」という作品について、はじめてのお芝居で感じたこと、撮影裏話などなど、いろんなことをお話したので、インタビュー記事やラジオもたのしみにしててくださいね。
舞台挨拶とかでお会いできたらうれしいです。
白波多カミン
『東京バタフライ』
」アップリンク吉祥寺ほかにて9月11日より全国順次公開。
監督・編集:佐近圭太郎 脚本:河口友美 音楽:白波多カミン 撮影:星潤哉 チーフプロデューサー:和田丈嗣 プロデューサー:新井悠真
出演:⽩波多カミン ⽔⽯亜⾶夢 ⼩林⻯樹 ⿊住尚⽣ / 松浦祐也 尚⽞ 松本妃代 ⼩野⽊⾥奈 浦彩恵⼦ 熊野善啓 福島拓哉
主題歌:白波多カミン with Placebo Foxes「バタフライ」(日本コロムビア)
『東京バタフライ』公式サイト:https://tokyo-butterfly.com/
制作:WIT STUDIO Tokyo New Cinema 配給:SDP 81分
(C)2020 WIT STUDIO/Tokyo New Cinema
文と絵:白波多カミン
・白波多カミン オフィシャル・ウェブサイト
http://shirahatakamin.com/
★【連載コラム】白波多カミンの『引き出しからこんにちは』アーカイブ
https://00m.in/KPVd8


