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佐野元春デビュー45周年、THE COYOTE BAND結成20周年のダブルアニバーサリーツアーが佳境へと差し掛かる中、元春クラシックスを再定義したアルバム『HAYABUSA JET I』(ハヤブサ・ジェット・ファースト)の続編『〜II』(セカンド)が早くも登場。佐野元春が自身の楽曲をリワークすることは以前からちょくちょくあったが、『HAYABUSA JET』シリーズはTHE COYOTE BANDがその表現スキルを思う存分発揮しながら「あの頃の佐野元春」に挑むという手応えで、それが今日のビビッドかつ楽しげなライブのムードにも直結している。『I』と同様、タイトルや歌詞、ときには曲調そのものの大胆な改変に踏み込んだ楽曲が含まれ、バレアリックなダンスチューンと化した“太陽”や、歌詞のテーマ以外ほとんど別物の新曲じゃないかという“吠える”(オリジナルは“Happy Man”)は衝撃的。かつてデビュー20周年にファンへの思いを込めた“Innocent”が、“君を想えば”へと生まれ変わってオープニングを飾るのもグッとくる。(小池宏和)(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年1月号より)
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