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ブックマーク / satoshi.blogs.com (28)

  • Oracleの「Android訴訟」についてひと言

    今日のこちら(米国西海岸)でのもっぱらの話題は、Oracleの「Android訴訟(詳細)」だが、これに関しては、私も含めて「やはり来たか」と見ている専門家は多い。 そもそも、スマートフォン以前の携帯電話用のJavaがプラットフォームとして成功しなかった理由の一つは、J2MEが根っこのところで、NTTドコモ独自のDoJaとモトローラ主導のMIDPに分岐してしまったことにあるし、同じJ2ME間でも実装の差異が大きく "write once, run everywhere" が机上の空論になってしまったことにある。Sunがちゃんとリーダーシップを発揮できなかったためである。 その意味では、J2ME/MIDPとコンパチビリティがなく、Sunから正式にJavaをライセンスしていないAndroidはけしからん、というのは(今はOracleの一部になった)Sunから見れば当然のこと。 「J2MEの時に

  • Cloud Computing考:Amazon ec2とGoogle App Engineの違いを私なりにまとめてみた

    Cloud Computing の話が注目されるようになってしばらく経つが、商用での格応用という意味ではまだまだ未熟な市場である。PhotoShareは去年の7月サービス開始時から Amazon の ec2+S3 という組み合わせで運営しており、私から見れば当然の選択だったわけだが、あのタイミングで商用サービスへの採用に踏み切った会社も少なかったのか、何件かインタビューの申し込みが来たりして少し驚いている(参照)。 すぐに陳腐化するハードウェアの資産はできるだけ持ちたくないし、自分でデータセンターにラックを借りるなんてことはコスト的に見合わない。かといって、通常のレンタルサーバーは初期費用がばかにならない(今は少しは改善されているのかも知れないが、去年の段階では「それじゃあハードが自分で買えるじゃん」と言わせるぐらいの初期費用を請求する企業がほとんどであった)。それに加えて、どのくらいの

  • GoogleのAndroid向けのアプリビジネスはなぜ魅力的ではないか?

    PhotoShareをiPhone向けに提供して早くも一年になるが、もっとも良く投げかけられる質問は「PhotoShareはAndroidとかの他のプラットフォームに移植しないの?」というものだ。 少し前までは、「まだiPhone以外のビジネスが十分に大きくないから今はまだ早い」、「iPhone上でやるべきことはまだ沢山あるから」、などと答えて来たのだが、最近は少し見方が変わってきた。 今の勢いでHTML5が進化・浸透してくれるのであれば、わざわざ移植コストをかけてAndroidWindows Mobile向けにネーティブ・アプリを開発するよりは、少なくともUIの部分をすべてHTML+Javascriptにまかせたアーキテクチャでのインタラクティブなアプリの開発というのも十分に可能性があるように思えてきたのだ。 この「HTML+Javascriptですべて出来るじゃん」という発想は、そも

    se-mi
    se-mi 2009/08/04
    HTML5への期待とネイティブアプリの終焉
  • 単なる「低コストの外注先」ではなくなりつつあるインドのIT産業

    今週はMBAの授業の一環でインドのいくつかの企業を訪ねてまわっているのだが、今日行ったのはInfoSys。 InfoSysは、Fortuneマガジンが"Top Companies for Leaders 2007' list"の10位に選んだ、インドの「IT産業」の花形。

    se-mi
    se-mi 2009/03/10
    インド人とは仕事したことないなあ。一度組んでみたい気もする。
  • Real-time life-logging with iPhone PhotoShare

    Thanks to Apple's great marketing effort on iPhone 3G and App Store launch, a large number of users all over the world started using PhotoShare. Although many people are still in the learning process of this new application, a few people have already recognized the true value of this product, and started using it as a "real-time life-logging" application. Here are some examples: As you can see, th

    se-mi
    se-mi 2008/07/17
    ライフスライスっぽいな。
  • 「iPhone開発者支援プログラム」と進化圧と

    先日の「iPhone開発者支援プログラム」に関するエントリーに対しては、予想以上のたくさんのフィードバックをいただいた。やはり「もっと日エンジニアが活躍する場があるべき」という進化圧のようなものが高まっているのだろう。 支援プログラムに関しては、まだまだ詰めなければならないことがたくさんあるのだが、形としては純粋なNPOでは息が続かないし(そもそも資金が集められない)、かといっていきなり人をたくさん抱え込むのもの得策ではない。やはり受け皿として小さな事業会社を用意して、そこから私が外部のスタッフを交えたいくつかの開発プロジェクトを見る、という形が良いのではと考えている。 ちなみに、最近の私だが、UIEvolutionには週に一日ぐらいしか顔をだしておらず(CEOは去年の10月に辞任、今は単なる取締役)、他の時間はmasuidriveの増井くんと4月に設立したBig Canvas Inc

    se-mi
    se-mi 2008/06/30
    増井さんとiPhone専用SNSを作成中とのこと。
  • iPhone 3Gに関しての続報

    3G版iPhoneに関しては、昨日の速報のあとも色々と情報が入って来た(情報を発信するとさらに情報が集まってくるという良い例)。一番興味深いのが、ジョブズによる基調講演では明らかにされなかったビジネスモデルの変化。3G端末に関しては、レベニューシェアは行わず、通信キャリアからアップルへ一括で支払われるインセンティブ型のもの(日の販売奨励金に近いもの)となるそうである(参照)。 それが「一台あたり○ドル」なのか「何台売ろうとミニマムコミットメントは○百万ドル」なのかは公開されていないが(たぶん、キャリアごとに違うのだろう)、少なくとも一台あたり200ドル前後だろうというのが業界の予想(というか常識)である。 ジョブズの現実歪曲空間の強さがキャリアの旧来型のビジネスモデルをぶちこわしてくれると期待していた私としてはいささか残念だが、7月11日に世界22カ国で同時発売というスピードのためには、

    se-mi
    se-mi 2008/06/11
    いままでレベニューシェアで契約してたキャリアはなんだったのか
  • WWDC2008 速報

    アップルの開発者向けのカンファレンス、WWDC2008に参加するためにサンフランシスコに来ている。キーノートでのアナウンスメントで注目すべき点は、以下の二つ。 ・予定通りにiPhone 3Gは7月に発売(日を含めた22カ国で7月11日に) ・価格は、世界統一価格で$199(日円だと2万円強) 日の携帯電話メーカーにとってなんと言っても驚異的なのはこの価格。通信キャリアによる販売奨励金がなくなると、最新の機種は4〜5万円で売らないとビジネスにならないのが日のメーカー。それに対して、これだけ魅力的なデバイスを2万円強で出されるということは、多くのメーカーにとって死刑宣告に近い。 なぜこんなことがAppleにできるかという話は、これとかこれを読んでいただければ理解していただけると思うが、結局のところは、スティーブ・ジョブズの現実歪曲空間のなせる技とも言えるわけで、そう簡単にまねができない

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    se-mi 2008/06/10
    ”スティーブ・ジョブズの現実歪曲空間のなせる技”
  • WSJからiPhoneに関して取材を受けた

    Wall Street Journalの記者からiPhone向けのアプリの開発に関しての取材を受けた。来週のWWDCに向けた下準備らしく、全文がWSJに乗ることはまずないので、私なりにインタビュー記事を起こしてみた。 WSJ:なぜiPhone向けのアプリを作っているのか? 私:OS+開発環境という意味で他のモバイルプラットフォームより圧倒的に優れているから。私は、Windows Mobile、BREW、Symbian、J2ME/MIDP、J2ME/DojaなどのさまざまなモバイルOS/VMの開発に関わって来たが、iPhoneの開発環境ほど開発効率の良いプラットフォームに出会ったことはない。 WSJ:開発環境に関してはMicrosoftがマーケットのリーダーだと思っていたが 私:Visual Studioはすばらしい開発環境だが、モバイルに限って話で言えば、Xcode上でiPhoneアプリ

  • iPhoneがなぜそれほどまでに「革命的」なのか

    iPhoneに関しては、まだ誤解している人も多いようなので、念のために解説しておくと、iPhoneがこれほどまでに通信業界で注目されているのは、マルチタッチのUIを採用しているからでも、NextStepの血を引く最先端のiPhoneOSを積んでいるからでもない。NTTドコモなどの旧来型の通信キャリアからみれば「単なるデバイスの調達先」でしかなかったデバイスメーカーがキャリアのビジネスに口も手も出している点にある。 私がAppleとAT&Tの提携発表で一番驚かされたのは、その料金体系であった。パソコン並にネットワークを使うiPhone向けの使い放題プラン(日の「パケ放題」に相当する部分、ただし容量制限は一切ない)が月々わずか20ドルというのは、当に破壊的な価格である。この価格故にiPhoneは非常に魅力的なデバイスとなっているし、これだけ普及している。もちろん、それを実現するためにAT&

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    se-mi 2008/06/05
    通信料金に対する予測
  • iPhoneアプリを作る際に注意すべき5つのポイント

    毎日のように「iPhoneアプリApple Design Awardを取るぞ!」と騒いでいるので、知り合いに「それって(現実が分かっていない)大学生のノリですよ」と指摘されてしまった私だが、マイクロソフトを2000年に退社してからは、ひたすらモバイル・組み込みの世界で仕事をしてきた私としては「俺が取らなくて誰が取る?」という気分。その超楽天的な態度が彼が言うところの「大学生のノリ」なのだろう。 市場に受け入れられるアプリを作るためには、もちろん「誰にどんな価値を提供するのか」が一番大切。しかし、そこには残念ながら成功の一般方程式はないので、今日は比較的に一般化しやすい「どう作るか」という部分に関して、まとめることにした。 1. ユーザーの利用シーン・使用パターンを良く考えて作る パソコンやゲームコンソール向けのソフトと大きく違うのが、ユーザーの使用パターン。iPhoneに限らず、携帯電話

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    se-mi 2008/04/26
    ハードウェア的に結構くせがあるのと、利用シーンなどについて注意/Androidでも当てはまりそうだな
  • 「シリコンバレーのお約束」をことごとく破るアップル

    Google's famous catchphrase, "Don't be evil," has become a shorthand mission statement for Silicon Valley, encompassing a variety of ideals that proponents say are good for business and good for the world: Embrace open platforms. Trust decisions to the wisdom of crowds. Treat your employees like gods. It's ironic, then, that one of the Valley's most successful companies ignored all these tenets. 【

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    se-mi 2008/04/09
    Appleの囲い込み戦略について。DarwinやWebkitなどのオープン戦略も部分的にとっているが、それ以上にプロプライエタリなイメージが強い/シンパがそれを肯定することで宗教じみてくる
  • gPhone雑感:「モバイル・プラットフォーム戦国時代」の幕開けだ

    今朝になって、話題のgPhoneがアナウンスされた(参照1)訳だが、大方の予想を裏切ってそれはデバイスではなくてソフトウェア、それも2005年にGoogleが買収したandroidという会社の作っていたLinuxベースのマイクロ・カーネルと、バーチャル・マシン。androidの買収とともにGoogleに入ったAndy Rubinがandroidの前に作ったSidekick (Danger Inc.)の中身を良く知る私としては、「これってDanger OSとどこがちがうんねん?」という感じ。 ほぼ同じ時期に会社をスタートしたこともあり、Dangerの連中とはスタートアップ当時から一緒に仕事をし、サードパーティとしてSidekick向けのソフトウェアを作った数少ない会社の一つがうちの会社UIEvolution Inc.だ(資料2)。 Javaに似てはいるが微妙に異なるバーチャル・マシンを持ち、

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    se-mi 2007/11/06
    業界の勢力図みたいなのが書いてあった
  • 恐竜の時代から昆虫の時代へ、超小粒企業の時代がやってくる!?

    たまたまあるプロジェクトで37signalsのBasecampを使っていたため、私も使わされることになったのだが、わずか1日で使いこなせるようになるそのシンプルさに惚れ込んでしまい、勉強用のアカウント(これは実際にグループで使う)と、個人のタイムマネージメント用のアカウントと、今や三つのアカウントを使いこなすようになってしまった私である。 自分で作った二つのアカウントは無料バージョンだが、そこで提供されているWriteboardというものすごく便利なツールを使い始めたのが運のつき。無料版は二つのドキュメントまでしか作れないとは知らずに使い始めてしまったため、このままだと三つ目のドキュメントを作る時には有料会員(月12ドル)になっていることだろう。 37signalsという会社のことは、Ruby on Railsを作った会社としてしか認識していない人も多いと思うが、私にとっては、CEOのLe

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    se-mi 2007/09/05
    タイトルがいい。「小粒企業が上場もせずに買収もされずにひたすらものすごい価値を生み出していく」⇒マネタイズ難しいよね。
  • 衆合智サービスと検閲と言論の自由と

    HD-DVDのコピー防止用の暗号キーが早くも発見されてしまい、ネットにはその情報があふれている(参照)。そのニュースそのものは、目新しい話でもなんでもないのだが、今注目すべき問題は、ソシアル・ニュース・サービスのdiggが広告スポンサーであるHD DVD Promotion Groupからの圧力で、「検閲」をした、という問題の方である(参照、参照)。 「編集者ではなく、ユーザー自身が選んだニュース」というdiggのうたい文句そのものが揺らぐようなこの検閲問題、衆合智を利用したソシアル・ネットワーク・サービスのそもそもの成り立ちを考えれば、diggのユーザーたちがものすごく過敏に反応したことも理解できる。 そもそも欧米には「言論の自由」をものすごく尊重する文化はあるが、diggユーザーの中にはその中でも際立ってその辺りに敏感な人たちが沢山いるようだ。結局のところdiggのCEOのJay Ad

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    se-mi 2007/05/09
  • 21世紀の錬金術:Web2.0バブルで一儲けする方法

    【材料】 ・小さな学生ベンチャー。東大・京大などの有名校の理学部・工学部の卒業生が集まって作った10人程度の企業。売り上げどころかビジネスプランすらちゃんと描けていないが、そこそこの技術力とハングリー精神だけはある、というタイプがベスト。資金は少ない方が良く、VCからの資金調達前でなければならない。 ・3~4億円程度の資金 ・欲の皮のつっぱった証券会社へのコネ 【レシピ】 1.まずは、顧客としてこのベンチャー企業にアプローチする。ビジネスプランもろくに持たないベンチャー企業の場合、とりあえずは「開発の下請け」でも何でもやって売り上げを立てなければならないので、その弱みを突く。Web2.0っぽいものならブログでもSNSでも何でも良いので、とりあえずシステム構築を発注する。この段階での発注額は二~三千万円ぐらいに抑えておくが、それでもこの会社にとっては「最大の顧客」となるはず。 2.その会社

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    se-mi 2007/04/25
    それなんてドリコム?
  • 「足あとライブ!」

    昨日公開した、リアル・タイム・ページビューカウンター(RPV Counter)に関して、さっそくLingrの開発者の江島健太郎さんから「Webで読者が自分以外の人の存在の『気配』みたいなものが感じられるというのは面白いですよね。」というコメントをいただいた。それにに刺激されて今朝作ったのが「足あとライブ!」。自分の「気配」をもっと明示的に他の人に知らせる仕組みだ。 このブログの右上のページビュー・カウンターの下にある「足あとアイコン」は、クリックすると色を変えることができるのだが、その情報がCometサーバーを伝わって、同時にこのブログを見ている他の人のアイコンにも反映されるようになっているのだ。 ちなみに、Lingrとは、この「足あとライブ!」と同じく、CometサーバーによるPUSHの仕組みを使った「ブラウザ上で動くチャット」である。RPV Counterのデバッグ中に、クライアントか

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    se-mi 2006/10/13
  • Life is beautiful: JSON COMETでリアルタイム・ページビュー・カウンターを作ってみた

    最近Linuxの勉強もかねて作っているのが、超シンプルなアーキテクチャーのHTTPサーバー。そこそこ動き始めたのだが、それだけでは面白くないので、サーバー側からイベントに応じてデータをPushできるCometの機能を足してみた。 ストレステストのために、昨日からこのブログにこっそりとテスト用のIFRAMEを貼り付けてあったのだが(そのおかげで、バグを三つばかり見つけることができた―感謝、感謝^^)、安定して動き始めたので、見栄えを整えてこのブログの右上に貼り付けてみた。 題して、「リアルタイム・ページビュー・カウンター(RPV Counter)」。Totalはこのカウンターをリセットしてからのページビューの数、Currentはその時点でこのブログを見ている人の数(ただしノイズあり)、PeakはCurrentの過去最大値だが、ページを再ロードせずとも、それぞれのカウンターが自動的にアップデー

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    se-mi 2006/10/11
  • Livedoor の「テレビ番組RSSフィード」で遊んでみた

    「新しいテレビの楽しみ方」にやたらと興味がある私としては、Livedoorが番組表のRSS配信サービスを始めて以来何か作りたくてしかたがなかったのだが、やっとプロトタイプを作る時間を見つけることができた。まずはその作品の発表から。 「テレビ番組ガイド」(Javaのランタイムが必要) 工夫した点は以下の4つ 1.上下左右キーだけで操作が可能 2.マニュアルを見なくとも使えるぐらい使い方が自明 3.非同期通信中でも操作が続行できる 4.携帯電話のように少ないメモリでもサクサク動く もちろんUIEngineを使っているので、携帯電話だけでなくさまざまなデバイスで動かすことが可能だ。 ちなみに、サーバー側はPHP。Livedoorのサーバーから取得したRSSをXMLParserでパースし、PHP版のミニコンパイラでバイナリのレコードセットに変更してデバイスに返す、という仕組みだ。 XMLParse

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    se-mi 2006/09/20
  • UIE、MySpaceと提携

    昨日のエントリーでも少し触れたMySpaceとの提携、正式なプレスリリースが出たので、今日はそれの紹介。 UIEvolution to Develop a Mobile MySpace User Experience 要約すればMySpaceがモバイル版のユーザー・エクスペリエンスの構築のパートナーとしてUIEvolutionを選んだ、ということだ。 「これからはWeb2.0企業と組むべきだ」、「パートナーシップを組むならその業界のNo.1かNo.2と組まなきゃだめだ」と無謀なことばかり言う私にしっかりと答えてくれた社員たちにはひたすら感謝、感謝である。 日でも知られているとは思うが、MySpaceは、会員数7000万人、月刊ページビュー300億ページを誇るソシアル・ネットワーク・サービスの王者。メディア王マードックの率いるNews Corpが$580Million(約600億円強)とい

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    se-mi 2006/09/14
    UIE meets Myspace