小牧・長久手の戦いの局地戦「蟹江合戦」で徳川家康に敗れた直後に羽柴秀吉が配下の武将に送った書状。専門家は「無念さがにじんでいる」と指摘する=三重県の桑名市博物館天下統一を目指す羽柴(豊臣)秀吉が、徳川家康・織田信雄(のぶかつ)の連合軍と戦った小牧・長久手の戦いの局地戦「蟹江合戦」で敗北直後、配下の武将に状況を知らせた書状が見つかった。現物が見つかったのは初めてで専門家は「秀吉の無念さが伝わる極めて貴重な史料だ」と評価している。書状は10日から桑名市博物館(三重県桑名市)で開かれる企画展「戦国きょうだい-血脈と運命の十字路-」で初公開される。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」ではこの局地戦がどう描かれるのか、注目が集まる。 にじむ…あきらめきれない秀吉の思い発見された秀吉書状は、昨年10月にオークションに出品され、三重県川越町の収集家が落札。大阪城天守閣の学芸員などが実物と鑑定した。書状は、明治

