ホンダ「CBR600RR」エンジンにリコール届出(2025年12月) 改善措置・販売店への影響は?
2025年12月にリコール届出があったホンダ「CBR600RR」に対して、販売店にはどのような影響があるのでしょうか。
ミドルクラスのスーパースポーツモデル
2025年12月にホンダ「CBR600RR」のリコール届出がありました。同年10月にサーキット走行専用車(2026年モデル)が発表されたこともあり、注目が高まっています。
ホンダのミドルクラススーパースポーツモデル「CBR600RR」は、排気量599ccの水冷4ストローク直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、プロダクションレースを意識した高い運動性能と公道での扱いやすさを両立し、最高峰モデル「CBR1000RR-R FIREBLADE」を彷彿とさせるスタイリングを採用しています。
空力性能と機能美の両立をテーマにフロントカウルにウイングレットを備え、スロットルバイワイヤやIMUを用いた電子制御のほか、フルカラーTFTメーターやLED灯火類など、近年のスーパースポーツらしい装備となっています。
全長2030mm×全幅685mm×全高1140mmでホイールベース1370mmというコンパクトな車体に最高出力89kWを発生する高回転型エンジンを組み合わせており、2025年10月から11月の期間限定でサーキット走行専用モデルの受注など、戦闘力に優れたミドルクラスのスーパースポーツモデルとして位置づけられています。
それがエンジンオイル消費に関するリコールが発表されました。高回転状態からエンジンブレーキを多用する状況でオイル消費量が増える可能性があるとされ、当面の措置としてオイル量の点検や補充が必要とのことです。
リコールの影響で納期が不透明に?
リコール届出に対して、販売店にはどのような影響があるのでしょうか。ホンダ販売店スタッフは次のように話します。
「リコールにともなって、メーカーからの供給を待っている状態です。そのため、もし店舗在庫がなくなった場合は、購入を希望されるお客様にはお待ちいただくことになるかと思います。
リコールの件につきましては、すでに契約されているお客様の多くからは気にしていらっしゃる様子は見受けられません。
メーカーからは当面はエンジンオイル量に注意するよう説明があったため、“気を付ければ問題なく乗り続けられるだろう”と受け止めていらっしゃるお客様が多い印象です。
CBR600RRはコンスタントに売れるモデルなので、2026年も継続して購入されるモデルと見込んでおります」

また、一部改良の可能性については「少なくとも、すぐに仕様変更が入る状況ではございませんので、リコールが解消されるまでは動きはないと見られます」と言います。
別のホンダ販売店スタッフは、やや厳しい見通しだと言います。
「現在、CBR600RRはリコールの影響で生産自体が止まっている状況で、弊店舗には在庫がございません。2026年に入ってもいつ販売できるかお伝えするのは難しく、場合によっては2026年夏以降になる可能性も十分にあります」(2025年12月時点)
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リコール届出の影響により、販売店では供給や納期が不透明な状況となっている一方で、モデル自体の注目度は依然として高いことがうかがえます。
改善措置・対策が必要とされる「CBR600RR」は、型式「8BL-PC40」、車体番号「PC40-1800171~PC40-1802560」、全2389台が対象となっています。




























