「荷物と俺たちの命、どっちが大切なんだ」42歳トラック運転手が語った“物流業界の闇”。台風に伴う高波警報が出ても…
―[物流[2024年問題]の闇]―
今年4月からドライバーの労働時間に上限が設けられる。ドライバーの過重労働を軽減する目論見がある一方、賃金減少や離職、それに伴う物流の混乱が予想される。改革を前に、当事者は今何を思うのか? 現場の声を拾った。
物流業界は3次請け4次請けが当たり前
人命より荷物優先!? ドライバーの人権無視
杉野さんが配送する製品は、コンビニの棚に必ず陳列されている生活必需品。そのため、物流が滞らないようシビアな配送依頼が多いという。
「台風が上陸して高波警報が出た日も、港まで原材料のピックアップに行かされました。たまりかねて『この荷物と俺たちの命、どっちが大切なんだ』と抗議しても、向こうは機械的に『運んでください』と言うだけ。管理会社は大荷主しか見えていないんです」
杉野さんは、4月から始まる時間外労働の上限規制にも危機感を覚えている。
「上限の960時間以内を厳守したら、今の個数は絶対にさばけない。24時間コンビニに商品が並んでいる環境が、いずれ当たり前ではなくなるはず。管理会社にも『今まで通りには運べない』と何度も伝えていますが、反応は薄い。とはいえ、4月以降上限規制を破れば、営業停止処分を受けるリスクも高くなるし、本当に死活問題ですよ」
2024年問題は運送会社の努力だけではどうにもならないのだ。
<取材・文/週刊SPA!編集部 写真/123RF Shutterstock>
―[物流[2024年問題]の闇]―
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