1週間で辞めた新入社員の退職理由にア然。「きちんと挨拶してほしい」と言ったら“パワハラ”扱いされて…
新入社員が各部署に配属された頃だが、“職場に馴染めない”、“思っていた業務と違った”など、さまざまな理由で、すぐに辞めてしまう人もいる。
本谷尚美さん(仮名・40代)が旅行代理店に勤めていた頃、女性新入社員Aが入社した。「旅行関係の仕事に就くのが夢だった」というAは、新人研修に積極的に取り組み、先輩が行っている業務を真剣に見ていた。
そのがんばりから、社内では早くも一目置かれる存在になっていた。
「でも、新人研修を経て1週間ほど経った頃、Aは体調不良で休むようになりました」
本谷さんは、「研修に気合いが入りすぎて、疲れが出てしまったのかな?」と思っていたそうだ。しかし数日後、「残念ながら、Aは退職することになった」と上司から発表されたという。
「研修をがんばっていた姿を毎日見ていたので、とてもショックでしたね」
Aが退職して1か月後、本谷さんは街で偶然、Aによく似た女性を見かけた。
「思わず二度見するほど似ていたので、タイミングを見計らって声をかけてみたんです。すると、まさかの本人でした」
2人はランチをすることになり、Aの口から驚きの本音が語られることになった。
Aに退職理由を尋ねると、返ってきたのは衝撃の一言。
「会社のすべてがイヤで辞めました!」
さらに、次々と不満があふれ出したようだ。
「お客様や同僚の悪口を聞くために入社したわけじゃない」
「研修と言いながら、ほぼ放置だった」
「私の話を聞いてくれない、そんな会社なんて思わなかった」
面接で聞いていた“社内の雰囲気”と“実際の雰囲気”とのギャップがあまりにも大きく、その違和感が徐々に不満となり、退職を決意したという。
とくに、毎日のように悪口を言って、ストレスを発散させる先輩たちを見て、「ここにいると、自分の夢が潰される」「仕事に失敗したら同じように言われるかもしれない、怖い」と感じたことが、決定的な退職理由になったそうだ。
「あの日から4年が経ちました。今、Aがどうしているのかはわかりません。でも、新しい場所で夢を追い続けていてくれたら……と願っています」
誰よりも研修をがんばっていたのに…

※写真はイメージです。以下同
「会社のすべてがイヤで辞めました!」
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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