米国防総省、「戦争省」への改称費用は最大198億円 議会予算局推計

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大統領令を受け、国防総省の名称が印字された標識を撤去する作業員=2025年9月5日/Mike Pesoli/AP

大統領令を受け、国防総省の名称が印字された標識を撤去する作業員=2025年9月5日/Mike Pesoli/AP

(CNN) トランプ米大統領が昨年9月に署名した大統領令に基づき、国防総省を「戦争省」に改称する費用は最大1億2500万ドル(約198億円)に上る可能性があることがわかった。議会予算局(CBO)が14日に公表した推計で明らかになった。

CBOが民主党上院議員2名に宛てた書簡によると、国防総省がどのように名称変更を実施するかによって費用は1000万ドルから1億2500万ドルの間で変動する可能性がある。議会が国防総省にならって法的名称変更を進めれば、「数億ドル」かかる可能性がある。

議会に客観的かつ超党派の情報を提供することを目指しているCBOは、国防総省が改称に関する計画の詳細を明らかにしていないため、「推計は不確実」だとしている。

国防総省の名称変更は、ヘグゼス長官による大規模な同省刷新の一環。この取り組みには軍人の容姿の重視や、DEI(多様性、公平性、包摂性)に関する施策の撤回などが含まれている。

費用は主に標識、レターヘッド、同省ウェブサイトの更新に充てられる。ウェブサイトにはすでに変更が加えられた。

CBOは、「変更の実施スピードが速いほど、変更が適用される国防総省の部門が多くなり、名称変更が包括的になるほど、費用は増大する」と指摘している。

CBOが国防総省から入手した支出報告書によると、同省内の五つの組織が30日間で「旗、銘板、身分証バッジ、訓練資料の更新」に190万ドルを費やした。

戦争省という名称は、陸軍を創設した初代大統領ジョージ・ワシントンによって命名された。その後、1949年にハリー・トルーマン大統領の下で行われた大規模な軍再編の一環で、国防総省に変更された。

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