オーストラリア滞在の19歳カナダ人女性、野生犬の群れに囲まれ遺体で発見
(CNN) オーストラリア東部クイーンズランド州のガリ(旧フレーザー島)で19日、19歳の女性が野生犬ディンゴの群れに囲まれて死亡しているのが見つかった。警察は女性が死亡した経緯について捜査を行っている。
ガリはユネスコの世界遺産に登録された名所で、毎年何十万もの観光客が訪れる。
クイーンズランド警察の発表によると、遺体で見つかったのはカナダ国籍の女性で、過去6週間は島内の宿泊施設で働きながら滞在していた。同島へはカナダ人の友人と一緒に訪れていたという。
女性は現地時間19日午前5時ごろ、早朝の海水浴に出かけるといって外出。およそ1時間後、車で近くを通りかかった2人の男性が、10頭ほどのディンゴに囲まれている女性の遺体を発見した。
警察は、女性がディンゴに襲われて死亡したのかどうか、判断するのは時期尚早だと話している。オーストラリアの国立公園に生息するディンゴは在来種として保護されている。
クイーンズランド警察は「女性の遺体がディンゴに触れられ、侵害されていたことは確認できる」としながらも、「それが死因と関係しているかどうかについて臆測はしない」とした。

現地に生息する野生犬ディンゴの資料写真/Sam Brisby/iStockphoto/Getty Images
ディンゴについては「野生動物として扱う必要がある」と述べ、「ディンゴに近付いたり餌を与えたりしてはいけない」と強調している。
今回の事態は地元住民を揺るがしており、「誰もが心底恐怖を感じ、衝撃を受けている」と警察は話している。
女性の遺体は本土に移送され、21日に検視が行われる。クイーンズランド警察はカナダ警察を通じて女性の家族に連絡を取っている。




