日本を代表する2人の料理人が福岡で腕をふるいました。

2日午後、福岡市天神のイベント会場に集まった服部知事や飲食店関係者たち。

そのお目当ては…

◆記者リポート
「2人の巨匠が調理場に立っています。緊張感が漂っています」

日本人の料理人で唯一、フランスの国家勲章「レジオン・ドヌール」を持つフランス料理の巨匠、三國清三さん。

◆三國清三 氏
「お刺身は生で出すと日本料理との境がない。だからフランス料理は必ず火を通すという原則がある」

そして、美食と芸術を極めた北大路魯山人の系譜を継ぐ「恵比寿笹岡」の笹岡隆次さんです。

◆笹岡隆次 氏
「わかりやすく、みなさんにきょう食べてもらうものを見てもらえたらなと思う」

福岡県が主催した「ガストロノミーセミナー」。

福岡県の食材を使ったメニューで観光客を呼び込もうという取り組みで、フランス料理の巨匠・三國清三さんと、和食界の巨匠・笹岡隆次さんに新メニューの開発を依頼しました。

◆福岡県 服部知事
「素晴らしい食体験を通じて、その魅力を五感で感じていただきたい」

2人は去年11月に福岡を訪れ、宗像の「鐘崎天然とらふく」や「博多和牛」などの県産食材を視察。

そして2日、それらの食材を使った新メニューがお披露目となったのです。

こちらは鐘崎のとらふくを「カルパッチョ」に仕立てた、三國シェフの一品。

酒粕から作られる赤酢のソースの酸味が、肉厚なとらふくの旨味を引き立てます。

◆参加者
「淡泊なんですけど、うまいこと旨みを出していて歯ごたえも残している。そこがすごく上手なんでしょうね」

一方、笹岡シェフは糸島市でとれた「特鮮本鰆」の「塩蒸し」です。

柔らかく蒸し上がった白身に福岡の地酒の餡が絡み、まろやかな味わいを演出します。

◆参加者
「すごくふっくらしていて、一口食べただけですごく幸せな気持ちになりました。これだけシンプルな味付けなのに、お魚自体も旨みがあってすごくおいしい」

トップシェフ渾身の新メニューに刺激を受けた福岡の飲食店関係者たち。

県の担当者は「巨匠のアイデアも参考に福岡の飲食業界発展につなげてほしい」としています。

テレビ西日本
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