プロダクト組織課題に向き合う
• 2021年7⽉
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はじめに
• プロダクト開発組織の課題と向き合って10年くらい経って、もう少し分かり合えないものかと思い書いてみた
• 個⼈的な意⾒で雑なところは多いので、意⾒が合わない場合にはスルーしてほしい
• ⽐較的、開発⽬線で書いています
• ビジネスの⽬線でも顧客と話を切り出すのが難しいとか、そういうのは重々承知
エンジニア・テクノロジー⼈材が求める環境
• 国内の採⽤マーケットにおいても、「事業に奉仕するチーム」のままの組織はテクノロジー⼈材を採⽤できなくなっている
• 社内受託感がある職場では働きたくないと思っているし、そうじゃない職場はすでにいっぱいある
事業に奉仕するチーム
ビジネスとして成り⽴
つ形で顧客に奉仕する
チーム
実際に採⽤市場で起こっていること
• 「社内受託感」によって採⽤が難しくなっているのが、どこの会社でも起きている
https://note.com/makaibito/n/nc38547888bcd
筆者が感じていること
• お互いが多様性を認められる組織になっていない = ビジネスと開発で求められる成果の成功率が異なるが、同じ試合という⽭盾
• ビジネス・企画=打席数を多くして成功を勝ち取る
• エンジニア=ミスなく顧客にデリバーするために⼀つに集中する必要がある
• SaaS企業の開発とビジネスでも必ず起きる争い
• 前向きに解決した企業だけが成⻑している
ビジネス・企画 開発
打率3割で⼀流 エラー1割未満がプロの条件
プロダクトマネジメントの考え⽅
• 開発リソースは限られているので、真の原因を特定し、1つの解決策・開発で複数の課題を解決できる⽅法を考える
• 膨⼤な数の解決策は技術負債をスピーディーに⽣み出す
課題1
課題2
課題4
課題3
課題101
課題100
課題1
課題2
課題4
課題3
課題101
課題100
解決策1
解決策2
解決策3
解決策4
解決策100
解決策101
…
…
技術負債
運⽤が進むにつ
れてシステム的
な⽭盾が⽣じて
著しい開発ス
ピードの低下を
⽣む
チームが疲弊しやすいマネジメント サステナブルなマネジメント
開発1
開発2
開発3
• まだ利⽤していない新規法⼈顧客には影響しないので、
新規顧客獲得の⽂脈では開発したくない
• 交渉や資料の書き⽅で解決してほしい
• 既存法⼈顧客の解約の理由として多数挙げられる状態な
らば優先順位を上げたいので、解約のファクトは出して
欲しい
• エンドユーザー満⾜度に効くことはわかっているので、
やるならば、ユーザー満⾜度向上のプロジェクトの⽂脈
なら優先順位を上げる
• もし最優先開発項⽬がある状態でエンドユーザー満⾜度
も並⾏で⽬指すなら、優先順位が⾼い合理的な理由は説
明して欲しい
SaaS企業あるあるー新規顧客獲得のための機能開発の認識ズレ
• みんな解決したいと思っているのは同じなのにズレが⽣じる
• 顧客は実現したいことをうまく表現できず、「この機能が欲しい」と⾔ってしまい、そのまま営業は咀嚼せずにそのまま開発依頼してしまう
• リソースが限られた中での開発の意思決定を迫られているので、⽣産性の⾼いことに集中したい
明確な機能がない
明確に機能がある
運⽤などで
顧客のニーズが
実現できる
新たに機能がな
いと
顧客のニーズが
実現できない
多くの顧客で
汎⽤的なニーズである
その顧客の固有の社内事情に
よってだけニーズが発⽣
開発チームが考える優先順位
機能はあるが、位置や使い⽅がわかりにくい
機能の⾒栄えが悪い
• 基本的には運⽤でカバーして欲しい
• 運⽤コストの問題は⼀緒に考えたいが、最優先開
発項⽬があってリソースが⾜りない場合は優先順
位は下げたい
• 最優先に開発したい
• 技術負債ができて、結果として他の顧客に迷惑がかかる
• 営業が交渉して、運⽤でカバーできる体制にして欲しい
打ち⼿と⽣産性は職種で異なるので営業・運⽤・開発のどこで解決するかが重要
• 全てが有機的に繋がっているが、直接的なインパクトを与えられる範囲は職種で異なる
• 各職種が直接的なインパクトを与えられる範囲にフォーカスすることでチームとプロダクトサービスの⽣産性は⾼まる
8
新規契約
アップセル
KGI
新規契約獲得
解約率低下
商材A
商材B
商材C
商材D
新規商材A
新規商材B
Metrics
Action
MAU 登録数
リテン
ション
レート
…
機能開発
運⽤
CS
新規営
業・企画
新規チャネルは企画⼒と開発⼒から
結び
• みんな視点が異なるのは当然 (⾃戒を込めて)
• まずはお互いをわかり合うのが⼤切
• 特にまとめるとかではないので結び

20210708 プロダクト組織課題に向き合う