【バンコク=岩崎健太朗】新型コロナウイルス感染症ワクチンの自国生産を始めたインドが、ワクチン確保が難しい国々への無償供与する「ワクチン外交」を展開している。累計感染者は米国に次ぐ1000万人超と深刻だが、周辺地域で存在感を増す中国に対抗する狙いもあり、安価なワクチンを武器に友好姿勢をアピールしている。
「インドのワクチンが世界を救う」(モディ首相)、「世界の薬局としてコロナに打ち勝つためにワクチンを供給する」(ジャイシャンカル外相)。インドは政府のこうした号令の下、16日に始まった自国での接種から間もない20日からバングラデシュやブータン、モルディブなどアジアやインド洋の国々への無償提供を開始。「ワクチン・マイトリ」(ワクチンによる友愛)を掲げ、国の規模などに応じて200万~10万回分を届けている。
なかでも中国が30万回分の無償提供を表明したミャンマーには、5倍の150万回分を寄贈。領土問題を抱えるネパールには100万回分を贈り、オリ首相から「自国民...
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