温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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【すべて1人泊可能】2025年上半期に泊まって良かった温泉宿をエリア毎に8軒厳選した

2025年の1月~6月に1人で泊まった、各エリアで最も印象深かった温泉宿をご紹介

本稿は、2025年の1月から6月に1人で宿泊した宿の中で印象に残っている宿、端的に言えば「また泊まりたい」と思った宿「北海道」「東北」「関東」「甲信越・北陸」「東海」「関西」「中国・四国」「九州・沖縄」の8つのエリアから各1軒ずつ選んで紹介する記事です。

1年間に泊まった記事から特にすばらしかった宿を紹介する記事を毎年公開しているのですが「宿泊した宿すべてを公平に比較してしっかりとご紹介したい!」という思いから、どうしても選定・執筆に時間がかかってしまいます。

また、毎年ご好評いただいているまとめ記事ではあるのですが「選出された宿のエリアが偏っている」というお言葉をいただく年もありました。

「今回は西日本の宿が少なめだからこっちの宿を選ぼう」というような忖度をせず、純粋に良かった宿を選んでいるので仕方がないのですが、これらのまとめ記事とは別に、偏りなくすべてのエリアの宿をご紹介する記事を出したい気持ちもありました。そこで、半年間毎に宿泊した宿の中で各エリアで1番印象に残った宿を紹介する記事を別途公開することにしました。

今回選定した8軒の宿はすべて、公共交通機関を利用して私自身が1人で泊まった宿です。

また、8軒の宿のうち7軒が2025年7月現在土曜日も1人泊のプランが出ている宿です。みなさまが旅を計画する際の参考になりましたら幸いです。

なお、2024年上半期・下半期に泊まった温泉宿については以下の記事にまとめています。

こちらも合わせてお楽しみいただけるかと思います。

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温泉宿や登山についてのブログには書けなかった情報や本音、日記などが読めます。

著書では、ひとり旅をもっと楽しみたい方に向けたおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。

 

北海道エリア:ログホテル メープルロッジ

土曜日も1人泊OK・2食付き19,000円~

北海道エリアからは北海道の岩見沢市にある「ログホテル メープルロッジ」を選出しました。森の中にたたずむ、全15室のログホテルです。

岩見沢駅から予約制で送迎を利用可能。岩見沢までは札幌から特急で25分、函館本線でも40分少々と交通の便も良く、土曜日も1人で泊まれるありがたい宿です。

実は2024年の11月に初めて宿泊した宿なのですが、ご覧のとおりの雪景色でして……。
この宿の魅力である「源泉の水風呂」に寒すぎて浸かることができず。食事やサービスはすばらしかったのできっと暖かい季節にまた泊まりに行くぞ!と思い、2025年6月に早くも再訪してしまいました。

今回は新緑の森を眺めつつ散歩もでき、食事は相変わらずおいしくサービスも良く、すばらしい滞在となりました。

昨年宿泊した際のお話はこちらの記事にも書いています。

快適な客室、夕食の創作フレンチに朝食のバイキングもすばらしい

ログホテルメープルロッジの客室はその名の通りログハウスです。

今回は「コンパクトツイン」のお部屋に宿泊しました。ちなみに前回はもっともお安く泊まれる「コンパクトダブル」のお部屋で……そちらでもまったく問題なかったのですが今回は空室がなかったので。

シンプルな洋室ですがログハウス独特の温かみがあります。ユニットバス付きで設備もしっかりと整っている快適なお部屋です。6月の北海道だというのに外はけっこう暑かったのですが、エアコンもしっかり効きましたし、11月に泊まったときも寒さは感じませんでした。

客室棟の手前にはウェルカムドリンク&スイーツが。スィーツはひとくちブラウニー。ドリンクはコーヒーマシンから好きなものをいただけるほか、ぶどうジュースもあり。

なんとアイスも食べ放題でした!あずきバーやスーパーカップ、パナップなど懐かしいラインナップでもの凄く食べたかったのですが、夕食をしっかり食べるためにここは我慢。

浴室は男女別の大浴場があり、男女の入れ替えはありません。
内湯には湯温の異なる加温浴槽が2つあり、こちらは源泉を加温循環しているのですが……露天風呂は加温浴槽と、源泉そのままのかけ流し浴槽です!
かけ流し浴槽は泉温14度の冷泉ですが、浸かるとほのかにモール泉っぽい香りがしました。

浴室の写真撮影は清掃時間の前に許可をいただいて行っています。

セルフロウリュを楽しめるサウナもとても立派で、私はあんまりサウナ好きではないのですけど、サウナ好きな方におすすめしても間違いのない宿だと思います。日帰り入浴を20時まで受け付けているので夕方の浴室はけっこう賑わっていましたが、日帰り客おいない朝は静かに楽しめました。

温泉旅館のサウナは朝は入れないことも多いですが、メープルロッジのサウナは朝も5時から9時30分まで入ることができます。

レストランでいただく食事は今回もすばらしかった!クラフトビール、ワイン、クラフトジンなど、北海道産のものを中心にかなり種類豊富に楽しめます。

グラスでオーダーできるワインの種類が多いのもうれしい!

私は今回「柑橘香るシャンディガフ」と、道産ワインのロゼと赤を1杯ずついただきました。

こちらはお品書き↓

1杯目のドリンクはサービスでこのメニュー↑から選ぶのですが、札幌クラシックの樽生やスパークリングワイン、ハスカップソーダなどなかなか種類豊富なのもうれしい。

魚料理の「プロヴァンス風魚介の煮込み」はブイヤベース仕立て。スープまでおいしい。

肉料理の「道産牛と夏野菜のグリエ」は「穂紫蘇」のソースでさっぱりといただきました。

朝食はバイキングですが、1品1品しっかりと手作りされているのがわかる味で、野菜たっぷりで大変おいしい!

サラダの野菜の種類が豊富だったり、白いご飯だけでなく炊き込みご飯も用意されていたり。

パンやデザートの種類が豊富なのもうれしい!

パンはフレンチトーストを少しだけ。かぼちゃのポタージュもおいしいんですよ……。

そしてデザートはしっかりといただいてしまいました。サービスもとても良い宿ですし、きっとまた泊まりたいです。

東北エリア:山形県 湯田川温泉 つかさや旅館

土曜日も1人泊OK・2食付き21,450円~

東北エリアから選出したのは、山形県の湯田川温泉にある「つかさや旅館」です。

湯田川温泉は地元の温泉ということもあって、これまで何度も足を運んでいたのですが、いつも九兵衛旅館とその系列宿にばかり泊まっていまして……。

しかし、湯田川温泉ってすべての宿のすべての浴槽が「源泉かけ流し」という貴重な温泉地なのですよ……。九兵衛旅館系列以外でもいいところがあれば泊まってみたいなあと思いまして。そこで以前から気になっていたのがこの「つかさや旅館」でした。

湯田川温泉は鶴岡駅からバスの運行があります。

全5室の小旅館ですが、土曜日も1人で泊まることができます。共同浴場の「正面湯」のお隣にある宿です。玄関前ではちょっと懐かしい雰囲気の狸の置物が出迎えてくれました。

浴室は貸切利用でもちろんかけ流し!手作りの料理がおいしくお酒の品揃えがすごい

宿泊したのは2階にある10畳の和室。1人で泊まるにはかなり広々としていますが、この部屋はトイレ付きではないので最もお安く泊まることができます。

宿泊したのはまだ寒さの残る3月だったので、部屋にはこたつが!畳も新しいし清潔で快適なお部屋です。布団は部屋の奥のほうに、広げればすぐに寝れる形でセットしてありました。

奥の障子戸を開けると広縁があり、テーブルと椅子、冷蔵庫が設置してあります。

冷蔵庫の中には、有料の瓶ビールが4本入っていたのですが、定番のキリンラガーとアサヒスーパードライの他は「カノンブルーイング」のピルスナーとアールグレイです。

カノンブルーイングは、下北沢にあるユリイカというビストロが手がけた醸造所兼タップルーム。以前ユリイカによく行っていたのでカノンブルーイングにも行ってみたいと思っていたんですが、場所が三茶と下北沢の中間地点で駅から遠いので、なかなか足を運べなかったんですよね。それがこの、山形県の湯田川温泉でカノンブルーイングのビールと巡り会うとは!(醸造所の方と、旅館のご主人が30年来の友人なのだそうです)

カノンブルーイングの、特に「アールグレイ」がものすごき気になったのですが……今日は、夕食に「地酒の飲み比べセット」がついたプランで予約していたのです。

このメニューの「1番人気!よくばり6種(約2合)」がついているプランです。
私が気持ちよく飲める酒量はせいぜい2合程度なので、地酒を楽しむためにはここでビールを飲むのは我慢したほうが良さそう……ということで、夕食前には飲まず。
もし、食後や深夜に元気があったら飲もうと思っていたのですが、結局飲まないでしまいましたね……。

日本酒をはじめとしたお酒のラインナップにかなりこだわりの感じられる宿ですが、お酒以外にもこだわりとサービスがすばらしかったです。

廊下には、自由に飲んでOKなハーブティがたくさん置いてありました。

それもティーパックではなく、さまざまなハーブがそれぞれ瓶に入っていて、自分で好みのものを組み合わせて淹れることができるというもの。私はレモングラスとローズマリー、バタフライピーなどを選び、少し酸味のある青色のお茶を楽しみました。

浴室は、夜通し利用可能な貸切風呂が2室あり、空いているときに鍵をかけて貸切で利用します。

加水・加温・循環なし。消毒は深夜のみ。湯田川温泉は源泉を集中管理しているので恐らく配湯施設にて行っているのだと思いますが、入っていて塩素臭が気になるようなことはまったくありません。

源泉は「ナトリウム・カルシウムー硫酸塩温泉」で、湯口にこびりついた結晶から、成分の濃厚さが感じられます。

お待ちかねの夕食は18時30分からお願いしました。

まず、プランに含まれている飲み比べとおつまみのセットから。

宿泊は3月だったので出始めの山菜も並び、大好物の「青こごみの胡麻だれ」も登場していきなりテンションがあがります。

少しずつさまざまな料理を出してくれるスタイルで、出来たてで提供いただけるのもうれしい。

特に「羽黒の山伏ポークの角煮」は、濃厚なのにしつこくなく、辛口のお酒に合う!

キスと行者ニンニクの天ぷらも日本酒との相性がすばらしかったです。

〆のご飯は「はえぬき」を使った黒豆の炊き込みご飯。香の物は「菊芋の酢醤油漬けと温海かぶの甘酢漬け」でありきたりではないのも素敵。お味噌汁はアラで出汁を取った海藻の味噌汁でした。

デザートの、女将の手作り米粉のスコーンとマーマレードも大変おいしかったです。

朝食も品数豊富で、金平牛蒡やひじきの煮物など定番のお惣菜がどれもおいしかったです。

とにかく日本酒の種類が豊富で、食事も日本酒と一緒に楽しめる内容。サービスも温かく、湯田川温泉でまた再訪したい宿が増えました。

関東エリア:群馬県 草津温泉 GUEST HOUSE シーダーロッジ

土曜日も1人泊OK・2食付き30,800円~

関東エリアからは2月に宿泊した草津温泉のGUESTHOUSE シーダーロッジを選出しました。

草津温泉バスターミナルからは徒歩15分とやや距離がありますが、14時~15時30分の時間帯にバスターミナルから電話をすれば送迎してもらえます。その他の時間帯については事前に相談というところでしょうか。

私は湯畑を眺めてのんびり歩いて行きました。雪の中を……。(翌朝は路面凍結がこわいので車で送ってもらいました)

「ゲストハウス」という響きからイメージされるドミトリーを備えた安価な宿とはかなり趣が異なる、ログハウス造りの別荘のような建物の宿。

全6室の小規模な宿ですが「スーペリアルシングルルーム」があり、土曜日も1人で泊まることができます。

前々から予約しておいて連休初日に泊まったのですが、温泉街は混雑していたけれど宿では終始ゆったりと、静かな時間を過ごせました。

旅のきろくをnoteにも公開しています。

快適な客室、かけ流しの温泉、フレンチディナーに和朝食。すべてが上質

雪で荒涼とした景色の中を歩いてきましたが、宿の中に1歩足を踏み入れると暖炉が赤々と燃え、別世界のように暖かく美しい空間が広がっていました。

「シーダーロッジ」という名前の通りに、アメリカのミシガン州から直輸入したホワイトシーダー材で建てられているそうで、広々としていて天井が高く、それでいて温かみのある空間となっています。

こちらのスペースは夕食・朝食をいただくダイニング。ずらりと並ぶ洋酒のボトルと、アンティークな雰囲気のサイドボードも美しいですね。

宿泊したのは最もお安く泊まれる「スーペリアシングルルーム」です。ちなみに宿泊料金はアップしますが、広いツインルームにも1人で宿泊可能です。シングルルームとは言え、ゆったりとしたクイーンサイズのベッドとシングルソファが設置され、部屋の広さにはかなりゆとりがあります。

コーヒーのドリップパックや、お茶のティーパックなどもいろいろと揃っており、お茶菓子のパウンドケーキも大変おいしかったです。

バスルームはついていませんが洗面所とトイレも広々。

アメニティは「シー・オー・ビゲロウ(C.O.Bigelow)」というアメリカのブランドのものでした。館内着の着心地も良く、Wi-Fiの速度も速くて、すべてが上質で快適です。

浴室は総檜造りの男女別の大浴場。ほのかに檜の良い香りがします。15時~10時まで夜通し利用できます。

露天風呂はありませんが、サウナと水風呂も設置されています。

広々とした浴槽は2つに分かれており、湯口に近いほうがやや熱め(42度ぐらい)で、手前側がやや温め(40度ぐらい)になっています。

強酸性の万代鉱源泉。加水も加温もしていない源泉100%のかけ流しの湯をゆったりと楽しむことができました。

食事は群馬県産の食材をふんだんに使用したフレンチのコースです。

グラスでいただけるワインが12種類ほどあり、種類も白・ロゼ・赤・オレンジ・泡の白・泡のロゼなど幅広く揃っています。すべて1杯1000円程度とお高くはなく、1人でもさまざまなワインが楽しめるのがとても気に入りました。

料理は前菜、メイン、デザートいずれもすばらしく、パンも自家製。
グラスに入った前菜は「ハリイカと帆立貝のタルタル、紅ズワイガニ、えんどう豆のムースと柑橘ジュレ」で、仕上げにウニまでのっています。

魚料理は「寒ぶりのポワレとオマール海老、蓮根のガレット」

肉料理は「熟成上州黒毛和牛ロース肉のローストビーフ、ポルト酒ソース」で温泉卵とワサビが添えてあり、少し和風な味わい。

デザートはチョコバナナタルトと吾妻いちごのジュレを、コーヒーと一緒にいただきました。見た目にも美しく、すべておいしくいただきました。

翌朝は昨夜と同じレストランで、シンプルな和食を。大きなつららと雪景色を眺めつついただきます。

焼きたてのほのかに甘い卵焼きやとろろ、そしてご飯も大変おいしかったです。

土曜日も1人で泊まれますし、平日と土曜日の価格差もシングルルームならそこまで大きくありません。お安い宿ではないですが、草津の良い宿は特に土曜日一人泊の宿泊料金が高騰気味なので、良心的な価格に感じます。必ずまた泊まりたい宿です。

甲信越・北陸エリア:新潟県 岩室温泉 割烹旅館 松屋

土曜日も1人泊OK・2食付き22,550円~

甲信越・北陸エリアからは、新潟県岩室温泉の「割烹旅館 松屋」を選出しました。

「新潟の奥座敷」と呼ばれ、開湯300年の歴史を誇る岩室温泉の中でも、最も歴史ある宿です。

じゃらんに掲載されている客室数は6室ですが、現在はそのうち3室のみ稼働しているそうで、つまり宿泊客は1日最大3組。それなのに土曜日も1人で泊まれるありがたい宿です。

最寄り駅は越後線の岩室駅で、岩室駅からは車で10分弱。宿に連絡すれば送迎してもらえます。

今回私は、岩室温泉にも近い低山の弥彦山を土曜日の昼に登り、下山後に松屋さんにチェックインしました。弥彦山は麓からも比較的気軽に登れる山ですが、ロープウェイを使って登らずに絶景だけを楽しむこともできます。

麓には「万葉集」の和歌にも登場するという歴史ある神社「弥彦神社」があり、徒歩圏内にサンドイッチが抜群においしいカフェや、クラフトビールのブリューパブ、角打ちが楽しめる酒屋さんなどもあって、観光には興味のない(山と温泉と食にだけ興味がある)私でも楽しめるとても良いところでした。秋までにはこのあたりの話も記事にまとめたいです……。

松屋さんは弥彦神社及び弥彦山の最寄り駅でもある「弥彦駅」までも送迎してくれるのですが、今回送迎をお願いしたところ「土日祝日のみ運行している周遊バス」の利用をお勧めされました。周遊バスは1回のみ乗車で300円、1日フリーパス500円なので、早めに着いて周辺エリアを観光したい場合などは特に便利です。カーブドッチワイナリーや酒造、日帰り温泉なども経由しています。今回は「弥彦駅から岩室温泉に向かうバス」と時間を合わせられたので利用しました。

ちなみにバスの時刻と予定が合わない場合は送迎してくださるそうです。
「利用者が少なくてこのバスがなくなってしまうと困るので、時間が合えばぜひ使ってほしい」とのこと。公共交通機関を使って旅をしている身としてはそれはものすごく理解できるのでなんとか予定を合わせて利用しました。ただこのバス、駅に着く時間が電車の到着時刻をまったく考慮していないようで、ちょっと使い勝手が悪いんですよね。バスで移動する方は基本的に電車利用だと思うので、電車との接続がもう少し考えられた時刻表なら利用者が増えるだろうに……と思ったりしました。(宿には何の関係もないのですが)

極上の黒湯を貸切で楽しめ、朝夕部屋食、日本酒のラインナップがすばらしい

案内いただいたのは2階にある「姫百合」のお部屋。2階には客室が2室あるそうですが、1部屋は現在お客さんを入れていないそうで、2階に泊まるのは私1人です。

客室内には洗面トイレがなく、部屋を出てすぐの場所にある洗面所とトイレを使うのですが、2階の他の部屋にお客さんがいないので、この洗面所とトイレは姫百合の部屋専用になるとのこと。お気遣いがありがたいですね……。ちなみに客室はWi-Fiも利用できます。

浴室は2室あり、空いているときに鍵をかけて貸切で利用する方式。利用時間は「15時~23時」と「6時~9時30分」です。全3室の宿でお風呂が2つなので、入りたいときに空いていない!という心配はほぼありません。

やや広めの「霊雁の湯(れいがんのゆ)」は、レトロな雰囲気のタイル張りの浴室です。窓が大きく天井が高く、開放感があります。

やや熱めの源泉はまるで墨汁のように真っ黒!浴槽内の段差がまったく見えないので、段差がある旨の注意書きが掲示してありました。

もう1室の「家族風呂」は、こぢんまりとした浴室ですが1人ならのんびりと浸かることができます。

どちらの浴室もシャワーなどの設備もしっかりしており、シャンプー&コンディショナーとボディシャンプーが設置してあります。

家族風呂の湯口のフクロウの親子?がかわいかったです。
2つの浴室は加水・加温・循環なし。消毒のみあるようですが「含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物温泉」というパンチの効いた泉質で、消毒臭などは微塵も感じられません。毎日お湯を入れ替えて浴槽内を掃除しているそうで、源泉の新鮮さも十分に感じられます。

そして夕食。日本酒を飲みたいと伝えたところ、それぞれのお酒の特徴などをまとめた手作りのメニューが出てきてびっくり!日本酒への情熱が感じられます……。

前菜もすべて日本酒に合う料理ばかり!食前酒は、10面のサイコロを振って出た目によって出てくる日本酒が変わるという、遊び心たっぷりの仕掛け付き。私は今回高千代酒造の高龗 (高龍こうりゅう) というお酒とご縁がありました。

お刺身も新鮮、のどぐろの塩焼きも大変おいしかったです。

牛肉は「部屋で陶板焼きにするか」「調理場で焼いてから出すか」を選べるのもうれしい!私はもともと肉は焼いてから出してもらいたいタイプですが、部屋食だと「部屋に匂いが付くのが嫌」という方もいると思うのでありがたい心遣いだなあと。

天ぷらも揚げたてでたっぷりと。蓮根の挟み揚げや枝豆入りの真丈?など凝ったネタもあって日本酒にも合います。(料理のお品書きはなかったので食材の詳細は異なるかもしれません)

最後に卓上で炊き上げた筍ご飯!これはもう1杯飲めるわ……と、ご飯が出てから日本酒を追加注文してしまいました。すべておいしい夕食でした。

朝食もお部屋で。指定した時間に土鍋で炊き上げたご飯を持ってきてくださいました。

昨夜の筍ご飯もおいしかったですが、新潟のお米のおいしさは白いご飯をいただいたときに1番強く感じられますね……。あまりご飯をたくさん食べるタイプではないのですが、今回は温泉卵をのせたりしてたくさんいただいてしまいました。新潟の郷土料理である「鮭の焼き浸し」や、なめこのお味噌汁など、思わずご飯を食べたくなる料理が目白押しでした。

快適な部屋、極上の温泉、おいしい食事とお酒。女将さんの心遣いが至るところから感じられる、すばらしい宿でした。

東海エリア:静岡県 大仁温泉 旅館 一二三荘

土曜日も1人泊OK・2食付き8,470円~

東海エリアからは、静岡県伊豆の国市の大仁温泉にある「旅館一二三荘」を選出しました。

伊豆箱根鉄道駿豆線の大仁駅から徒歩6分。大仁温泉は若き日の長嶋茂雄さんが自主トレのために何度も訪れていたそうで、トレーニングで走っていた道には「長嶋茂雄ロード」の看板が立っていました。

城山という低山の山頂までランニングされていたんだとか。城山には以前私も登りました。駅から登山口まで徒歩20分ぐらいなので、登山前後の宿泊にもお勧めの温泉地です。

一二三荘は伊豆箱根鉄道の線路沿いにある温泉宿で、踏切もすぐ側にあるので、電車が通過する際はけっこう音が響きます。

終電から始発までの深夜は静かなので、うるさくて眠れないということはないと思いますが、音に神経質な方にはあまりおすすめできないかもしれません。

しかしこちらの宿、お湯も食事もすばらしいのに宿泊料金がとてもお安いのです。2食付きの最低料金は8470円!そして土曜日も1人で泊まれる宿です。

以前「葛城山・城山に登る前後の宿泊におすすめの宿」としてこちらの記事↓でご紹介していますが、もちろん登山とセットでなくても楽しめるすばらしい宿です。

宿泊者専用の貸切風呂もあり!2食付き1万円前後とは信じられない豪華な食事

宿泊したのは6畳のコンパクトな和室です。布団は広げればすぐ寝れる状態でセットしてありました。

洗面所とトイレは客室外ですが、浴衣やタオル、歯ブラシなどの備品はしっかり揃っていますし、電気ポットも冷蔵庫あってWi-Fiも使える快適な部屋です。

浴室は男女別の大浴場と、予約制の貸切風呂があります
大浴場は日帰り入浴を20時まで受け付けており、混んでいそうだったのでまずは貸切風呂へ。部屋の名前が書かれたマグネットで予約する仕組みで、入浴後に空いている時間があればまた別の時間帯を予約することも可能です。

貸切風呂は2名ぐらい入ればいっぱいなこぢんまりとした内湯と、外には手作り感あふれる小さな露天風呂もあります。

湧出温度が65度ほどのナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉。高温なので加水をすることはあるようですが、加温・循環・消毒なしのかけ流しで、とろみを感じさせるようなすばらしいお湯です。

この露天風呂に入っていると、塀のすぐ向こうを電車が通過していくのがなかなかおもしろかったです。

大浴場には翌日の朝に入りました。

大浴場の脱衣所に掲示された貼り紙を見て、シャワーも源泉だったと知りました。

さて、お待ちかねの食事です。食事処でいただきましたが、1人で泊まっている方が他にもお2人ぐらいいました。

いかにもお酒が進みそうな前菜はすべてしっかりと手がかかっていてます。

日本酒の種類がもう少しあればうれしいけれど……生酒の2合瓶を傾けつつ、お刺身をいただきます。

白い泡のような料理は穴子の蒸し物で、栗と合わせた卵白が上にのっていてふわふわで大変おいしかったです。昆布巻きもお酒によく合いうれしい。

伊豆の宿らしい金目鯛に、牛肉の石焼きはボリュームたっぷり!

海老のかき揚げは海老がずっしりと詰まっていて、しっかり味がついておりそのままおいしくいただきました。

焼き物のぶりと一緒にご飯とお味噌汁、漬けものをいただき……。

お酒がなくなったところで、バニラアイスにきな粉と黒蜜をかけたデザートをいただきました。すべておいしかったです!

朝食も同じ食事処で。

肉厚な鯵の開きに温泉卵。納豆にもたっぷり薬味が加えられていて、すべてに工夫があるのがすばらしいなと。交通の便もよく土曜日も1人で泊まれる宿なので、また季節を変えて泊まりに行きたいです。夏は鮎料理のプランもあるとのことで、気になっています。

関西エリア:滋賀県 尾上温泉 旅館 紅鮎

平日のみ1人泊可能・2食付き33,000円~

関西エリアからは、滋賀県長浜市の「尾上温泉 旅館紅鮎」を選出しました。「2025年に滋賀県で泊まりたい宿」にも選出していた宿です。2025年の6月に宿泊が叶いました。

全室温泉露天風呂付きの宿で、この記事でご紹介した8軒の中で唯一この宿だけが「土曜日は1人で泊まれない」宿です。とは言え金曜日や日曜日は1人で泊まれますので、月曜日に休暇を取って日曜日に宿泊しました。

最寄り駅の高月駅までは、東海道新幹線の停まる米原駅から北陸本線で20分と交通の便も良いです。高月駅からは予約制で送迎してもらえます。14時30分に高月駅を出発する最も早い時間帯の送迎車を予約したところ、同乗したのは男性と女性の1人客でした。つまり1人客×3組。
私自身「なるべく早くチェックインして旅館でのんびりしたい!」タイプですが、この宿はそういう過ごし方が合う宿だと思います。14時チェックイン11時チェックアウトで、スタンダードなプランでも長めに滞在できるのもうれしいですね。

琵琶湖の湖畔に立つ宿で、周囲には野鳥が集まるスポットもありました。いつもはチェックインすると一歩も外に出ないことも多いのですが、景色がすばらしいので今回は散歩も楽しみました。

宿泊の際の記録はnoteにも公開しています。

琵琶湖を目の前に望む客室露天風呂は、源泉を好きに加温して楽しめるのがうれしい

今回宿泊したのは3階のお部屋です。大浴場の女湯も3階にあるので、行き来が楽で良かったです。

客室は10畳の和室+広縁3畳。布団は夕食の間に敷いてくださる方式ですが、お昼寝用?のコンパクトな布団が置いてあったのがうれしかったです。

広縁には椅子とテーブルの他に望遠鏡とマッサージチェアが設置してありました。客室外には冷蔵庫やコーヒーマシンもあり、冷蔵庫の中には冷えたドクダミ茶(意外と飲みやすくおいしい)が入っていました。

窓の外のベランダにもテーブル&チェアがあり、気候の良いときなら景色を眺めつつビールを飲んだりするのも楽しそうです。6月下旬の時点で暑すぎてまったくベランダには出ませんでしたが……。

そして部屋付きの露天風呂も琵琶湖を眺められるベランダに!
この露天風呂がすばらしかったです。旅館紅鮎の源泉は20度強の冷鉱泉で大浴場は加温・循環しているのですが、客室風呂には循環設備はなく、蛇口をひねると冷たい源泉が出ます。それを浴槽内で好きな温度に加温する仕組みなので、暑い日は好きなだけ冷たい源泉を足してかけ流しのぬる湯を楽しむことができます。

露天風呂からは夕日も眺められ、贅沢な湯あみを目一杯楽しみました。

大浴場にはサウナもあり、露天風呂は部屋風呂以上に開放感たっぷり!

全室露天風呂付きの宿なので、大浴場はいつも空いているのも良かったですね。

食事は夕食・朝食共に個室食事処でいただきました。暑い日だったのでビールを飲むか迷いましたが、日本酒に合いそうな前菜の盛り合わせを見て、最初から滋賀県の地酒の呑み比べセットを注文します。

お刺身には琵琶湖の固有種「ビワマス」も。脂がのっていておいしかったです。

夏らしく、焼き物は蓼酢が添えられた鮎の塩焼き。

揚げ物は「小鮎と野菜の天ぷら」です。1品1品食事の進み具合に合わせて出来たてを運んでくださり、すべておいしくいただきました。

朝食は夕食をいただいたのとは別の個室で。

お粥もあるとのことで最初にお粥を少しいただきました。おかずには「赤蒟蒻」や「海老豆」など滋賀県の郷土料理も並び、全体的に上品な味付けのおいしい朝食でした。

全室露天風呂付きの宿なのでお安くはありませんが「温泉浴室付き」の部屋としてはお高くはない宿です。交通の便も良くサービスも良い「コスパの良いご褒美宿」という印象でした。

中国・四国エリア:愛媛県 源泉かけ流しの宿 湯之谷温泉

土曜日も1人泊OK・2食付き12,100円~

中国・四国エリアからは、愛媛県の「湯之谷温泉」を選出しました。以前何度か「愛媛県で泊まりたい宿」にも選んだことのある宿です。

道後温泉以外にはあまり温泉地のない愛媛県の西条市内にある貴重なかけ流しの宿です。

伊予西条駅から10分少々バスに乗り「湯之谷」バス停で下車して徒歩5分。バスの時刻表はGoogleマップに対応していますし、本数もそれなりにあるので不便ではないと思います。

以前は2食付き1万円以下で1人で泊まれる宿でしたが、現在は2食付き12,100円から。
ですが食事も思った以上に良く、お部屋もきれいで満足度の高い宿でした。そして土曜日も1人で泊まれます。

コンパクトだが快適な部屋、食事もおいしく、源泉浴槽と交互浴が楽しめるのが良い

宿泊したのは1人泊専用の四畳半の客室です。

じゃらんなどには「昔ながらの小さい和室」と表記されており、たしかにそれはそうなんですが、畳も新しく、掃除もしっかりとされていて古びた感じはまったくしません。廊下などを見ると建物自体はたしかに古いのですが、客室が快適なのはありがたいですね。Wi-Fiも利用可能です。

洗面所やトイレは恐らくわりと最近改修されたのかなという雰囲気で、ピカピカでした。

浴室は男女別の大浴場で、サウナも設置されています。男湯と女湯の入れ替えはありません。

浴室の利用時間は「チェックインから22時まで」と「6時30分からチェックアウトまで」とやや短め。かつ、22時まで日帰り客も受け入れているため、チェックイン日は大抵浴室は混んでいます。それがネックで「泊まってみたいな」と思いつつもなかなか予約に至らず何年も過ぎてしまったのですが、今回宿泊してみて「もっと早く泊まれば良かった!」と思いました。

湯之谷温泉は源泉が18度の冷鉱泉で、浴室内の大きな浴槽は加温された浴槽なのですが……非加熱の小さな源泉浴槽がとても良かったのです。

ほのかに卵臭の感じられるすばらしい源泉で、時間の許す限り交互浴を楽しみました。
チェックイン日は日帰り客がいますが、朝6時30分~チェックアウトまでは宿泊客のみなのでのんびりと源泉浴槽に浸かることができました。

それから、食事も良かったです!ちょっとモダンな感じの食事処も、恐らく最近新しくされたのかな、という雰囲気。

掘りごたつかテーブル席なので足も楽です。

料理は、最初に前菜とお刺身と酢の物、それから好きなタイミングで火を入れる牛肉の陶板焼きが並んでいました。

焼き物、揚げ物、蓋物など温かい料理は、後から出来たてを持ってきてくださいました。

ドリンクメニューは比較的シンプルながらも、地酒の種類はなかなか多くて魅力的なラインナップ!

呑み比べセットが2種類あるのもうれしいですね。「石鎚名酒セット」を注文しましたが、季節を感じさせるお酒が多く、良い組み合わせでした。

「季節の天ぷら」は「蕎麦の海苔巻きの天ぷら」や「はんぺんとコーンの天ぷら」など、単に季節の食材を揚げているのではなく、しっかりと工夫があって大変おいしい。

最後の食事はしらすご飯で、お腹いっぱいなのにしっかりと一膳いただいてしまいました。

朝食では、卓上で焼き上げるベーコンエッグの下にハッシュポテトが敷いてあったりと、やはり一工夫あるのがうれしい。出汁の染みたがんもどきの煮物もおいしかったです。

お湯も食事も良く、部屋も快適。これで平日12,100円、休前日でも14,300円で2食付きで1人で泊まれるのですから、絶対また泊まりたいなと。今回西条市内も初めて歩いてみましたがけっこう好きな感じの街だったので、湯之谷温泉に泊まって西条市内を歩いたり、天気が良ければ石鎚山に登る旅を、また計画したいです。

九州・沖縄エリア:鹿児島県 妙見温泉 ねむ

土曜日も1人泊OK・2食付き29,700円~

九州・沖縄エリアからは、鹿児島県の霧島市にある「妙見温泉 ねむ」を選出しました。

妙見温泉は「私の好きな温泉地10選」という記事でも紹介しているお気に入りの温泉地です。お湯の良さもさることながら、けして大規模な温泉地ではないのに素泊まりの湯治宿から高級宿までさまざまな宿が並んでいて、どの宿も個性的で良い宿ばかりなところが気に入っているポイントです。

妙見温泉ではこれまで5軒の宿に泊まったことがあり「ねむ」にも以前にも宿泊したことがあって、そのときは部屋に温泉は付いていないシンプルな和室に泊まりました。大浴場2ヶ所(男女の交換あり)と、空いているときに貸切で利用できる小浴室が2室あり、部屋風呂なしでも十分楽しめたのですが……後に「部屋風呂の泡付きがすごい」と聞き、やっぱり温泉の付いている浴室に泊まってみたいなあと。

そう思っているうちに改修工事が行われまして、以前泊まった風呂なしの和室も「新露天付き客室」に改装され、ねむの客室はバリアフリーの洋室以外すべて温泉浴室付きになりました。
改装前から1人でも泊まりやすい宿だったのですが、改装後は土曜日でも1人でも、温泉付きの浴室に泊まりやすくなったので喜びいさんで予約した次第です。そして思った以上に客室風呂はすばらしく、大満足の宿泊となりました。

ちなみに以前はお風呂のない部屋に2食付き2万円以下で泊まれたので、こちらの記事でもご紹介しています。客室以外の館内や食事についてはこちらも参考にしていただけるかと。

評判通り泡付きのすばらしい部屋風呂と、相変わらずすばらしいお湯と食事

今回宿泊したのは1階の10畳和室・露天風呂付き客室です。

以前からある客室だと思いますが、畳はかなり新しかったので最近変えたのかもしれません。チェックイン時から布団が敷いてありますが、10畳あるので広々としています。

さっそく部屋風呂を覗いてみると、縁側が洗面所兼脱衣所となっていて、そこからお風呂に出れるようになっていました。

川沿いの客室で、川の向こうには別の旅館があるので「露天風呂」ではありますが高めの塀があって眺望はありません。ですが、しっかり屋根もあって雨の日でも楽しめるし、人目を気にしながら露天風呂に入るよりはのんびりできて良いかもしれませんね。

部屋露天の源泉は噂に違わずすごい泡付き!
40度ほどで熱くもぬるくもなく、泡が消えないギリギリの温度です。もともとの源泉は50度以上あって、熱交換システムで冷まして提供していると聞いていましたが、この泡をキープした状態で提供するのはなかなかすごい技術のように思います。

部屋風呂はすばらしかったけど大浴場と貸切風呂にも、もちろん入りに行きます。

「岩風呂」は妙見温泉最大と言われる広い浴槽と壺湯など。岩の隙間からすごい勢いで源泉が注がれる様子は圧巻です。

もう1ヶ所の「黄金湯」は、内湯に大きな浴槽が1つと露天風呂1つというシンプルな構成。

お湯はいずれも、金気臭の感じられる炭酸水素塩泉で、お風呂上がりは肌がしっとりすべすべに。

貸切風呂2ヶ所のうち「家族湯」は大浴場と同じ熱めの源泉。

「ぬる湯」はその名の通りぬるい湯で、こちらは源泉がもともと人肌のぬる湯です。

36~37度の長湯にちょうどいい温度で、大きなオレンジ色っぽい湯の花が浮かんでいました。温度といい湯の花といい、おりはし旅館別館山水荘のきず湯と似た感じの源泉です。

食事は朝夕共に2階のレストラン「ネムノキ茶屋」でいただきます。カフェっぽい雰囲気ですが、テーブル同士の間隔は広く取られているのでゆったりと食べられます。

最初に「先付け、吸い物、お造り」が提供されます。
ちなみにこちらの宿、ビールがおいしいのです。普通の一番搾りなんですが……しっかり洗浄していて注ぎ方が上手だから?いつもおいしいので1杯目はとりあえずビールを注文します。

お吸い物は白魚真薯の鶯仕立て。3月の宿泊だったので色合いも食材も春らしいですね。鹿児島の宿は日本酒はあまり置いていないことが多いのですが「久保田」や「鍋島」などいい日本酒が4種類ほどラインナップされているので「鍋島」を1合オーダーしました。

鍋料理はもちろん、黒豚のしゃぶしゃぶ!野菜もたっぷりで、黒豚の脂が甘いです。

〆のご飯の「寝かせ玄米」はもちもち食感。なめこのお味噌汁もおいしい。

デザートは「日向夏・苺・プチトマト・グリンピースのレモンゼリーがけ」です。見た目にも美しく、お腹いっぱいだけどさっぱりといただくことができました。

朝食も同じレストランで。夕食の寝かせ玄米もおいしかったけれど、白いご飯もおいしい。

鍋に入っているのは野菜と鶏肉。あらかじめ薄い出汁で煮てあって、卓上で温めて食べるという料理でした。優しいお味で体も温まりました。

妙見温泉ねむは、廃業した旅館を「妙見石原荘」という高級旅館がオーナーとなってリニューアルした宿です。妙見石原荘は「2024年に泊まった食事がおいしかった宿2位」に選出しているすばらしい宿ですが、料金はかなりお高め……。

ねむは、石原荘の食事やサービスのエッセンスを受け継ぎつつ、温泉付きの客室に比較的リーズナブルに泊まれる、バランスの良い宿。必ずまた泊まりたいです!

惜しくも選外となった宿をnoteで公開しました!

今回、1エリア毎に1軒の宿を厳選してご紹介しましたが「すごくいい宿で紹介したいけれど惜しくも選外となった」宿がいくつもあります。

前回同様、次点の宿をnoteのメンバーシップ会員向けに公開しました。

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◆ お知らせ ◆
著書では、ひとり旅をもっと楽しみたい方に向けたおすすめの温泉宿もたくさん紹介しています。