関西らしい風味が感じられる? 中国道「加西SA」で出会った「カレーうどん」が牛すじと温玉で絶品だった バイクで行く高速道路グルメ
中国自動車道を大阪方面へ走り、兵庫県の「加西SA」(上り)にバイクを停め、何か温かいものを……とフードコートで出会ったのが、ライダーの疲れた体と心にじんわりと染み渡る1杯でした。
はるばる遠方からやって来たと実感する味わい
中国自動車道を走り、兵庫県の「加西SA」(上り)にバイクを停めて何か温かいものを……とフードコートのメニューを眺めて目に留まったのが、「牛すじカレーうどん on タズミのたまご」です。料金は1200円とSAらしい価格ではありますが、食べ終えての満足感はそれ以上。ライダーの疲れた体と心にじんわりと染み渡る1杯でした。

まずひと口目の印象は、これが「関西の味付け」だと感じさせる、甘く濃厚なカレー出汁でした。辛いだけではなく、深い旨味があって、高速道路をバイクで走って冷えた体を芯から温めてくれます。こうした甘さとコクのバランスは、関西文化ならではと言えるのかもしれません。
また、このカレーうどんに添えられた牛すじがとても印象的でした。一般的なカレーうどんの具材としては珍しいかもしれません。
この牛すじが本当に柔らかく、噛まなくてもほろほろと崩れるほど。クセもなく上品な旨味があり、カレーの味と絶妙に溶け合っていました。食べ応えがあるのに軽やか、といった絶妙な仕上がりで、普段よく目にするうどんでは味わえない、食感のアクセントにもなっています。
そして最大の特徴は、このカレーうどんにトッピングされている「タズミのたまご」の温玉です。兵庫県産のこだわり卵とのことで、化学飼料を使わず、鶏のエサと水に徹底的にこだわっているそうです。
黄身の色は鮮やかで白身も弾力があり、玉子の味わいがしっかりと感じられるのだとか。正直に言えば、濃厚なカレーの中でその味わいはなかなか感じられませんでしたが、途中から崩して食べると、味わいが一段とまろやかに、優しい味に変化しました。この味の変化を楽しむため、後半は玉子を絡めたうどんをじっくりと味わいました。

日本では安全に生食できるほど品質管理が徹底さた卵は、栄養価を損なわずに味わえるのも魅力。ちょっと大袈裟かもしれませんが、「日本に生まれてきてよかった」と思う瞬間でもあります。
うどんの麺は、しっかりコシがあってカレー出汁がよく絡みます。モチモチとした食感で噛み応えもあり、満足感が高く十分すぎるボリュームでした。
うどんと出汁、カレー、牛すじ、温玉のそれぞれが存在感を持ちながらも喧嘩せず、一体となって口の中に旨味が広がっていきます。
ただのカレーうどんではなく、関西らしい味つけとこだわり食材の融合が感じられる、満足度の高い1杯でした。
食事で体を温めたいツーリング中の休憩には、ぴったりのメニューです。









