創業50年、
記帳代行のリアルタイム化で脱属人化、
何がもたらされたか?
事務所&自己紹介
事務所紹介
● 宮西邦夫税理士事務所/株式会社宮西計算センター
● 石川県白山市
● 社員30名(内、税理士 3名)
● 経営理念は「地域貢献」の地元密着型事務所
● TKC会員 今年で創業50年
自己紹介
● 生まれも育ちも石川県
● 2002年4月に入社(勤続19年目)
● 2019年4月からfreeeを推進する部署を立ち上げ、
2020年7月には4つ星認定アドバイザー事務所に
freee導入から2年間でやってきたこと
●1年あまりで100件をfreee化(現在138件)
●記帳代行業務の製販分離で分業化、脱属人化
●担当者の仕訳入力業務 90%以上削減
➊取り組み前の事務所の状況
➋freeeで記帳代行フローを作ろうと決断した理由
❸記帳代行フロー構築で起きた問題
❹freeeの導入でどう変わったか?
❺これから何を進めていくか?
➊取り組み前の事務所の状況
記帳代行は生産性が低い 属人的な体制 若手社員の退職
● 工数が多い
顧問先毎に作業工程が違い
複雑。時間が掛かる
● 知識が必要
会計・税務の知識、
システムの知識が必要
● 低報酬
格安業者の存在
業務内容が見えにくい
● 非分業型
記帳代行・自計化・規模の大小
・業種問わず担当
● 担当者依存型
業務品質が個の能力に依存、
品質にばらつきあり
● 情報の集中
担当者に情報が集中
● 処理型業務からの脱却
記帳代行に多くの時間を割くこ
とから脱して欲しい
● やりがい
スキルや知識を活かせる仕事
をしてほしい
● 付加価値の高い仕事
会社の業績アップ
給料アップ
➋freeeで記帳代行フローを作ろうと決断した理由
生産性向上+分業化+脱属人化=「製販分離」
freeeのパートナーの方と出会い
freeeの押し売りではなく、freeeで課題解決できないか話し合った
● freeeを推進する部署を社員3人でスタート
❸記帳代行フロー構築で起きた問題 ~構築の手順~
作業工程を分解
freeeへデータ移行
処理マニュアル作成
業務フローの展開
● 資料回収
郵送、オンラインで共有
● 資料整理
会計資料をチェック &スキャン
● 登録
会計資料をデータ化して
自動で経理
● 監査
チェックリストで標準化。
コメント機能活用
● 過去データの移管
移行サービスも利用しながら
自分で移行もあり
● 記帳方法を見直し
これまでの記帳方法を
freeeに合わせて一から見直し
● 処理マニュアルを作成
freeeの機能に合わせて
手順・注意点をマニュアル化
● 業務フローの再作成
トライ&エラーで何度も
修正が必要
● マニュアルの更新
マニュアルは随時更新。
マニュアル定着のために研修
● 連絡はオンラインで
顧問先との連絡は chatworkで
月次報告はZoomも活用
実
施
し
た
事
問
題
ボトルネックは「資料回収」。
資料不足のまま製造開始すると、
「仕掛品」を量産することに
業務の無駄を廃止。
領収書貼り、出納帳の入力、
不必要な処理など。
マニュアルと自動登録ルールは大事。
不備があると、
「不良品」を量産することに
❸記帳代行フロー構築で起きた問題 ~実は...の話~
実際は、、、。生産性は向上するどころか激落ちで、地獄のような日々
● そもそもfreeeの使い方がわからない(単式簿記っぽい、消込機能、口座など)
● 遅れてやってきたクラウド時代に悪戦苦闘
● 業務フローがうまく回らず「仕掛品」と「不良品」のヤマ。進捗も把握できない
● みんなの前で、やるって言っちゃたし
● 部署も作ってもらったし
● お金をかけてもらったし
● パート社員も採用してもらったし
● データの移管もしちゃったし
● もう後戻りできない(泣)
❸記帳代行フロー構築で起きた問題 ~乗り越えられた理由~
1.所長の後ろ盾←一番大事。これしかないといっても過言ではない
● PJの立ち上げは→即OK。信頼されているというありがたさ、使命感さえ芽生える。
● 投資のお願い→即OK。ここまでくると、もはや恐怖。後戻りできないという心理的プレッシャー。
● いままで新しいPJに挑戦するという風土はなかったので、所長も意気に感じ快くOKしてくれた?
2.従業員の理解
● 所長のGOと従業員全員が納得して取り組むかは別の話。特にベテラン従業員がいる場合はなおさら。
● システムや業務フローの変更は、リスクもあるしエネルギーを使う。社員間で仕事に対する考え方の違い、知識、経
験も違う。導入前に粘り強く「思い」を共有する必要がある。
● 理解が得られないなら、試験的にでも運用してまず結果を出して、あとに続いてもらうというのもあり。
3.PJメンバーの思い
● 挑戦できているという喜び、スキルが上がっているという実感
● 飲みニケーション、手当
● 目標・スローガンを掲げて思いを共有、意識を高める
❹freeeの導入でどう変
わったか?
1. 分業化
パートスタッフが
「資料整理-登録-監査」
担当者は「月締め」のみ
2. 脱属人化
マニュアル作成で、誰でも処理可
能で品質も同じに
3. 見える化
kintoneで進捗管理を行い、
カンバン方式っぽく
資料回収 資料整理 登録 監査
郵送・
オンライン
ストレージ
UP
マニュアル化
自動化
チェックリスト
製造G
パート社員
5名
chatwork、freeeコメント
販売G
担当者
3名
活動
履歴
※
月締め
活動
履歴
※
月締め
活動
履歴
※
月締め
chatwork、zoom
※共有
顧問先
記帳代行フロー概略図
全体の作業内容の伝達や進捗状況はkintoneで管理
freeeでの記帳代行フロー構築でもたらされたもの
これまで
記帳代行=会計資料を預かり仕訳を入力して試算表を作成
自計化 =顧問先に仕訳入力を指導する
現状
記帳代行=会計資料は共有。経理業務の設計
自計化 =顧問先の経理業務設計&展開?
経理業務の変革
❺これから何を進めていくか?
STEP-2 リアルタイム経理 へ

【Shared】「創業50年、記帳代行のリアルタイム化で脱属人化、 何がもたらされたか?」:株式会社宮西計算センター角さま