【JAPAN最新号】ポルカドットスティングレイ、第二章の始まりの鐘を鳴らす傑作『逆鱗』──その全貌を初のメンバー全員インタビューでひもとく

【JAPAN最新号】ポルカドットスティングレイ、第二章の始まりの鐘を鳴らす傑作『逆鱗』──その全貌を初のメンバー全員インタビューでひもとく

メンバーの結束が、10年間の中でマジでいちばん高い。初めてこういう感じになった

めちゃくちゃ楽しいインタビューだった。
僕がポルカのインタビューをやるようになってもう5年以上になるが、毎回相手はフロントマンの雫ひとりというのがルールになっていた。雫はいつも必死に言葉を選びながら、自分が考えているクリエイティブを一つひとつ語ってくれた。曲のこと、歌詞のこと、アレンジのこと、タイアップとの向き合いから、アートワークやマーチャンダイズのデザインまで、すべてをひとりで背負いながら語るその姿勢はとてもストイックでありながら、どこか息苦しさを感じる局面もあった。
そうさせていたのは雫の責任感と、コントロールフリークなキャラクターだったのだと思う。きっとプロジェクトのある段階までは、フロントマンによる徹底した品質管理によって急成長が可能となる。しかし一定の成熟を経たあとは、拡大していく規模も含め価値観の再設定が必要になるだろう。
前作『踊る様に』をリリースしてからの3年3ヶ月は、そんなポルカにとって、遅れてやってきた「成長痛」だったように思う。いくつかの外的要因により活動が滞る期間があったが、それはもう一度「ポルカドットスティングレイ」はどうあるべきか、を4人が徹底的に考える期間にもなった。
最新作のタイトルは『逆鱗』。とても力強く、そしてここからもう一度逆境を跳ね返し、かつてより強いポルカを実現させてやる、という強い意志が滲み出ているタイトルだ。この作品、音楽的には引き続き全方位にバリエーション豊かなポップチューンが満載なのだが、メンバー4人の再定義された信頼感と緊張感がそれを見事にアップデートさせている。
アルバム『逆鱗』によって、ポルカドットスティングレイの第二章が華々しく幕を開けた。
初めて4人で行ったこのインタビューで「ポルカの現在」を感じ取ってほしい。

インタビュー=海津亮 撮影=SASU TEI
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年2月号より抜粋)


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