この世界から滑り落ちてしまったような感覚、あるいは、この世界の裏側に迷い込んでしまったような感覚。そんなEve独特の孤独感と疎外感に満ちた曲なのに、その感覚がこれまでにないほどタフに、力強く、確かさをもって聴く者の心に届く、それがこのEveの新曲“Underdog”だ。ビートやサウンドがアップデートされてパワーアップしているから、ということもあるが、それ以上にEve自身の歌がぐっと前面に出て(ある種の)力強さを宿したからだ。力強さ、なんて言葉とは相容れなかったEveにとって、この表現の進化/変化はとても重要なことを孕んでいると思う。原点回帰じゃないですけど、自分のやりたい音楽、今の自分の気分ってこうだよなっていうのを、すごく気持ちよく、純度100%でやれた
「信じる」という言葉で、Eveは自分の中で起きた変化を語ってくれた。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=Takeshi Yao(アーティスト写真)、Yukitaka Amemiya(ライブ写真)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年2月号より抜粋)
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