親子でできるライフハック【AI編】
子どもが心を閉ざす前に AIを挟んで「半歩」近づく対話のヒント
2025.12.08
皆さん、話題の生成AIを使っていますか? この連載では、「無料」「簡単」「すぐできる」をモットーに、AI初心者の方でも実践できる子育てや生活でのAI活用をご紹介しています。「AIを使うこと」が目的ではなく、ゴールは、AIを活用して、毎日を豊かに楽しくすること。今回は、AIをテーマにしたワークショップの取材から、「親子のコミュニケーション不足」をAIで解決するポイントを解説します。
※当連載では、AIの使い方を探究していくために、画像生成も積極的に活用しています。記事に使用している一部の画像は、生成AI「Gemini」を使ってつくっています。
※本記事で紹介しているAIとのやり取りは、主にGoogleの生成AI「Gemini」を使用していますが、ここで紹介する「AIへのお願い」(プロンプト)は、他の多くのAIでも広く活用できます。また、生成AIの多くは基本的に13歳以上が利用できるものになっています。13歳未満のお子さんの場合は、保護者の方と一緒にご利用ください。
「教育AIサミット ~共創アカデミー」で見つけたAI活用法
2025年11月16日、東京大学(東京都文京区)で開催されたイベント「教育AIサミット ~共創アカデミー」(主催:一般社団法人 教育AI活用協会)。「教育×AI」をテーマに、「学校現場のAI活用実践コンテスト」の選考会や、多様な学びのトークセッション、AI体験ワークショップなどが行われました。
ワークショップは、中高生から教員、保護者まで、世代を超えた多様なメンバーの参加者がチームを組んで、「学校の課題」を解決するアプリをAIで制作するというもの。このワークショップには、「思春期の子どもと、どう会話すればいいかわからない」と悩む保護者の皆さんに提案したい、AIを使った新しいコミュニケーションのヒントがありました。
筆者も一参加者としてワークショップを体験。参加したチームは、偶然にも4人全員が中高生の当事者、あるいは関わりのあるメンバーで、まるで今の教育現場の縮図のような構成でした。
構成メンバー
- Aさん:通信制高校の青楓館高等学院に通う、しっかりものの高校2年生の男子
- B先生:私立高校の教員。高2の担任
- 赤堀侃司先生: 教育工学の第一人者であり、中学生の孫を持つ祖父世代
- 筆者:教育ライターで、高2男子の母
ワークショップでは、まずチームで「学校の課題」を話し合い、どんなアプリをつくるか決定。次にAIツールを使って、アプリのサンプルまでをつくり、最後に全チームが作品を発表するという流れです。