学習と健康・成長

『理科ダマン』はなぜ小学生の心をつかむのか 新刊『英語ダマン』の制作秘話も

2026.01.16

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森泉萌香
「理科ダマン」はなぜ小学生の心をつかむのか 新刊「英語ダマン」の制作秘話も

韓国発の学習マンガ『つかめ!理科ダマン』。2021年に初巻が発刊されてから、これまでに10巻刊行されており、昨年末には新シリーズの『つかめ!英語ダマン』が登場しました。日本での販売部数は韓国を上回り、累計で国内220万部、韓国での販売部数とあわせると375万部を突破しています。子どもたちの心を動かす仕掛けやねらいについて、出版したマガジンハウスの担当者に聞きました。(写真は、「つかめ!理科ダマン」「つかめ!英語ダマン」シリーズを担当するマガジンハウス書籍編集部の森下利奈さん〈右〉と、星野悠果さん〈左〉)

森下さん

話を聞いた人

森下利奈さん

マガジンハウス書籍編集部・キャップ

(もりした・りな)大学卒業後、2008 年に新卒で高橋書店入社。1年間の営業職を経て書籍編集部に異動。『ざんねんないきもの事典』シリーズや『親子で遊べる たのしい!おりがみ』シリーズをはじめ、児童書や実用書を手がける。出産を経て、2023年にマガジンハウス入社。児童書を中心に『つかめ!理科ダマン』シリーズ(累計220万部)、『みるみる数字に強くなるマンガ』シリーズ(累計12万部)などを担当。

星野さん

話を聞いた人

星野悠果さん

マガジンハウス書籍編集部

(ほしの・ゆうか)大学卒業後、2015年に新卒で高橋書店に入社し、書籍編集部に配属される。50万部を突破した『ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!』などの英語学習書や、英検対策書などを手がける。2024年にマガジンハウスに入社し、『つかめ!英語ダマン」などを担当。

子どもの笑いを科学に転換

――「つかめ!理科ダマン」シリーズは、どんなお子さんをターゲットとして想定していますか。

『つかめ!理科ダマン』(以下、理科ダマン)シリーズの原作は、韓国では『離すな!精神線』というタイトルのギャグマンガでした。それが子どもにもどんどん人気となり、そのキャラクターたちが科学を教える学習マンガとして出たのが『つかめ!理科ダマン』というわけです。日本の子どもたちも楽しめるものだと翻訳を決め、日本オリジナルのタイトルをつけて出版を始めました。

『理科ダマン』シリーズのメインターゲットは、小学校で理科の授業が始まる3、4年生になります。しかし実際には、下は未就学児から、上は中学生まで、多くの反響をいただいています。

ギャグの要素が強く、「おならってどうしてくさいの?」など、子どもが思わず笑ってしまうようなテーマから、「冥王星はどうして太陽系からはずされたの?」「カタツムリにも歯はあるの?」など科学のおもしろさを伝えるテーマまで巧みに紹介されています。楽しみながら知識を身につけられるところが、子どもたちや保護者に受け入れられているようです。

『つかめ!理科ダマン』1巻2章「おならってどうしてくさいの?」のサンプルはこちら↓

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