今野真二「日本語日記」 白鳥の鳴き声
今野真二「日本語日記」 白鳥の鳴き声
『日本書紀』(720年)の垂仁天皇の条に、物を言わなかった誉津別王(ほむつわけのみこ)が、大空を渡っていく「鵠」を見て物を言うようになった、というくだりがあります。9世紀末頃に成った漢和辞書『新撰字鏡(しんせんじきょう)』は「鵠」に「ククヒ」「コヒ」という和語=純粋の日本語を結びつけています。また、934年頃に成った『和名類聚抄(わみょうるいじゅうしょう)』は、これら以外に「コフ(古布)」を結び…

NIKKEI Primeについて
朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。
権限不足のため、フォローできません
