子育て世代のお金ナビ 2024年版

おこづかいを渡す前に、子どもと話し合って決めておきたいルールとは

2024.06.20

author
坂本 綾子

「子どもを進学させるには、どれぐらいのお金が必要になるのだろう。いまからできることはある?」 これは保護者なら誰しもが持つ疑問ではないでしょうか。子育てとお金にまつわる疑問を、ファイナンシャルプランナーの小山信康さんと坂本綾子さんに答えていただく連載『子育て世代のお金ナビ 2024年版」。今回のテーマは、「おこづかい」です。金融広報中央委員会の2015年度の調査では、小学校低学年で500円、高学年で500から1000円ぐらいが一般的だったようですが、読者の皆さまのご家庭ではいくら渡していますか?子どもにきちんとしたお金の使い方を身につけてもらうには、親子でどんなルールを決めればよいのでしょうか。坂本さんにアドバイスしていただきます。

おこづかいで買うものは? 「ニーズ」と「ウォンツ」の仕分けが大事

子どもに定額制でおこづかいを渡す場合、おこづかいで買う物の範囲を決めておくのがポイントです。例えば、子どもが小学生以下なら、学習に必要な参考書や文房具は親が、子ども自身が欲しい文房具や雑誌、お菓子・飲み物はおこづかいで、という具合です。

買い物には必要なもの(=ニーズ)と欲しいもの(=ウォンツ)があり、まずは必要なものをきちんと手当てしたうえで、欲しいものを買う。通常は子どもが小さいうちは最低限のニーズは親が満たしているわけです。しかし、親から見るとウォンツに思えるものが子どもにとってはニーズかもしれません。上限がある定額制のおこづかいを使いながら、その線引きや優先順位を考える経験をさせたいですね。

続きを見る
バックナンバー
新着記事
新着一覧
新着一覧

ページトップ